“優勝候補”ベルギーが白星発進! ハイプレスに苦戦も、アルデルワイレルト→バチュアイ1発でカナダを撃破
FW
[11.23 カタールW杯F組第1節 ベルギー 1-0 カナダ アルラーヤン]
カタールW杯は23日、グループリーグ第1節を行い、F組のベルギー代表がカナダ代表に1-0で勝利し、白星スタートを切った。第2節は27日に行われ、ベルギーはモロッコと、カナダは前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。
2018年のロシア大会を3位で終えたベルギー。欧州予選を無敗で勝ち進んで来た“赤い悪魔”は、黄金世代の集大成とも呼べるカタール大会での悲願の優勝に向けて重要な初戦を迎えた。対するカナダは、北中米カリブ海予選を首位で突破し、36年ぶりにW杯の舞台へ。今大会の“ダークホース”との呼び声も高く、優勝候補との一戦に注目が集まった。
立ち上がりはベルギーが最終ラインからボールを握り、試合の組み立てを図る。カナダの前線3枚のプレッシングに苦しみながらも、ロングボールを使いながら前進。ただ、ゴール前までボールを運ぶことができない。一方のカナダは、序盤からアグレッシブな守備でボールを奪い、攻撃に繋げる。前半7分には、右サイドでボールを受けたFWタジョン・ブキャナンのクロスにFWジョナサン・デイビッドが合わせるも、相手のブロックに遭った。
すると、同シーンで得たコーナーキックからブキャナンが放ったシュートが、ベルギーのMFヤニック・カラスコの手に当たる。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の助言を受けた主審がオンフィールドレビューを行い、ハンドと判断。ペナルティマークを指さした。このペナルティキックを任されたのは、バイエルンでプレーするFWアルフォンソ・デイビス、対するはレアル・マドリーの守護神・GKティボー・クルトワ。ゴール左を狙ったシュートは、クルトワのセーブに遭い、先制点とはならなかった。
カナダに攻め込まれる時間が続いたベルギーだが、前半23分にチャンス到来。左サイドでボールを受けたFWエデン・アザールが個人技で切り込むと、マイナス気味に送ったボールがFWユーリ・ティーレマンスを経由してボックス内右で待ち構えていたFWミシー・バチュアイの元へ。しかし、シュートは相手にブロックされた。
その後も互いに一進一退の攻防が続くと、カナダがやや優勢に。ブロックを敷きながらタイミングを見てプレスをかける守備で、ボールを握られながらも主導権を握らせない。カウンターからクルトワの守るゴールを脅かした。そうした状況の中でボールを回しながら打開策を練るベルギー。一本のロングパスが試合を動かした。前半44分、DFトビー・アルデルワイレルトが自陣ハーフライン付近から一直線にボールを蹴り込むと、DFラインの裏に抜け出したバチュアイがダイレクトでシュート。左足でゴール右に突き刺し、リードを手にして前半を折り返した。
ベルギーはハーフタイムで2枚替え。カラスコとティーレマンスを下げてMFトーマス・ムニエとMFアマドゥ・オナナをピッチへ送り込んだ。後半立ち上がり、先にチャンスを作ったのは1点を追うカナダ。MFステファン・エウスタキオが敵陣中央付近でボールをキープし、ゴール前にクロスを送ると、デイビッドが頭で合わせる。しかし、シュートはミートせず枠を捉えることができなかった。
リードを手にしているベルギーだが、前半と変わらずカナダのプレッシングに苦しむ展開。わずかなズレを見つけてパスを通していくが、決定的なシーンを作ることができない。この勢いをゴールに繋げたいカナダは、後半13分に選手交代。MFデイビッド・ホイレット、MFアティバ・ハッチンソンに代えてFWサイル・ラリン、MFイスマエル・コネを投入した。ベルギーも同17分にアザールを下げて、今季プレミアリーグで7ゴール中のFWレアンドロ・トロサールをピッチに入れた。
トロサールが入ったことで流動的な攻撃が繰り出せるようになったベルギーは、MFケビン・デ・ブライネを起点にボールが前に入る。バチュアイをターゲットにカナダゴールに迫った。それでも、追加点が奪えないままでいると、前半35分にピンチを迎える。カナダのラリンが右サイドからのクロスにヘディング弾。だが、ここはクルトワが右に飛んでシュートを抑えた。
試合終盤にかけて猛攻を仕掛けたカナダだが、決定打に欠け、1点が遠い。ベルギーがバチュアイの先制点を守り切り、1-0でタイムアップ。前回大会3位の優勝候補が苦しみながら勝ち点3を手にした。
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カタールW杯は23日、グループリーグ第1節を行い、F組のベルギー代表がカナダ代表に1-0で勝利し、白星スタートを切った。第2節は27日に行われ、ベルギーはモロッコと、カナダは前回大会準優勝のクロアチアと対戦する。
2018年のロシア大会を3位で終えたベルギー。欧州予選を無敗で勝ち進んで来た“赤い悪魔”は、黄金世代の集大成とも呼べるカタール大会での悲願の優勝に向けて重要な初戦を迎えた。対するカナダは、北中米カリブ海予選を首位で突破し、36年ぶりにW杯の舞台へ。今大会の“ダークホース”との呼び声も高く、優勝候補との一戦に注目が集まった。
立ち上がりはベルギーが最終ラインからボールを握り、試合の組み立てを図る。カナダの前線3枚のプレッシングに苦しみながらも、ロングボールを使いながら前進。ただ、ゴール前までボールを運ぶことができない。一方のカナダは、序盤からアグレッシブな守備でボールを奪い、攻撃に繋げる。前半7分には、右サイドでボールを受けたFWタジョン・ブキャナンのクロスにFWジョナサン・デイビッドが合わせるも、相手のブロックに遭った。
すると、同シーンで得たコーナーキックからブキャナンが放ったシュートが、ベルギーのMFヤニック・カラスコの手に当たる。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の助言を受けた主審がオンフィールドレビューを行い、ハンドと判断。ペナルティマークを指さした。このペナルティキックを任されたのは、バイエルンでプレーするFWアルフォンソ・デイビス、対するはレアル・マドリーの守護神・GKティボー・クルトワ。ゴール左を狙ったシュートは、クルトワのセーブに遭い、先制点とはならなかった。
カナダに攻め込まれる時間が続いたベルギーだが、前半23分にチャンス到来。左サイドでボールを受けたFWエデン・アザールが個人技で切り込むと、マイナス気味に送ったボールがFWユーリ・ティーレマンスを経由してボックス内右で待ち構えていたFWミシー・バチュアイの元へ。しかし、シュートは相手にブロックされた。
その後も互いに一進一退の攻防が続くと、カナダがやや優勢に。ブロックを敷きながらタイミングを見てプレスをかける守備で、ボールを握られながらも主導権を握らせない。カウンターからクルトワの守るゴールを脅かした。そうした状況の中でボールを回しながら打開策を練るベルギー。一本のロングパスが試合を動かした。前半44分、DFトビー・アルデルワイレルトが自陣ハーフライン付近から一直線にボールを蹴り込むと、DFラインの裏に抜け出したバチュアイがダイレクトでシュート。左足でゴール右に突き刺し、リードを手にして前半を折り返した。
ベルギーはハーフタイムで2枚替え。カラスコとティーレマンスを下げてMFトーマス・ムニエとMFアマドゥ・オナナをピッチへ送り込んだ。後半立ち上がり、先にチャンスを作ったのは1点を追うカナダ。MFステファン・エウスタキオが敵陣中央付近でボールをキープし、ゴール前にクロスを送ると、デイビッドが頭で合わせる。しかし、シュートはミートせず枠を捉えることができなかった。
リードを手にしているベルギーだが、前半と変わらずカナダのプレッシングに苦しむ展開。わずかなズレを見つけてパスを通していくが、決定的なシーンを作ることができない。この勢いをゴールに繋げたいカナダは、後半13分に選手交代。MFデイビッド・ホイレット、MFアティバ・ハッチンソンに代えてFWサイル・ラリン、MFイスマエル・コネを投入した。ベルギーも同17分にアザールを下げて、今季プレミアリーグで7ゴール中のFWレアンドロ・トロサールをピッチに入れた。
トロサールが入ったことで流動的な攻撃が繰り出せるようになったベルギーは、MFケビン・デ・ブライネを起点にボールが前に入る。バチュアイをターゲットにカナダゴールに迫った。それでも、追加点が奪えないままでいると、前半35分にピンチを迎える。カナダのラリンが右サイドからのクロスにヘディング弾。だが、ここはクルトワが右に飛んでシュートを抑えた。
試合終盤にかけて猛攻を仕掛けたカナダだが、決定打に欠け、1点が遠い。ベルギーがバチュアイの先制点を守り切り、1-0でタイムアップ。前回大会3位の優勝候補が苦しみながら勝ち点3を手にした。
#ABEMA #FIFAworldcup
— 【公式】FIFA ワールドカップ カタール 2022 @ABEMA (@fifawc_ABEMA) November 23, 2022
【速報】#ベルギー vs #カナダ
-前半43分-#バチュアイ のカウンターゴールでベルギー先制
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