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ムバッペ2発でデンマークを退けた王者・フランス、今大会初の連勝で決勝T進出一番乗り!!

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FWキリアン・ムバッペは早くも3ゴールを奪取

[11.26 カタールW杯D組第2節 フランス2-1デンマーク ドーハ/974]

 26日、カタールW杯グループリーグ第2節が行われ、D組ではフランス代表デンマーク代表が対戦。後半にFWキリアン・ムバッペの先制点でフランスが先手をとる。DFアンドレアス・クリステンセンのゴールで同点となるも、ムパッペの決勝点でフランスが勝利。16強入りを決めた。

 前回ロシア大会でもグループリーグで同居した両チームは、第3節で対戦し、スコアレスで勝ち点1を分け合い、揃って16強入りを決めた。

 4-1-2-3を敷くフランスは、開幕節のオーストラリア戦(○4-1)の先発から、4バックの3選手を変更。オーストラリア戦で途中出場したDFテオ・エルナンデスとDFジュール・クンデ、今大会初出場となるDFラファエル・バランがスターティングメンバーに入った。

 最初のチャンスはフランスに訪れる。ムバッペがクリステンセンに倒されて得たFKで、FWアントワーヌ・グリーズマンは中央から右サイドに展開。FWウスマン・デンベレのクロスをMFアドリアン・ラビオがヘディングでとらえたが、GKカスパー・シュマイケルの好セーブにはばまれてしまう。

 5バックでフランスに対応していたデンマークは、36分、カウンターに打って出ると、MFイェスパー・リンドストロームのパスからFWアンドレアス・コルネリウスがシュートを放ったが、枠をとらえることはできなかった。

 37分、デンベレが左サイドのムバッペに開くと、ムバッペは浮き球をダイレクトで中央へ。FWオリビエ・ジルーがヘディングを狙うも、デンマークゴールを脅かすことはできず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半に入って12分、ムバッペがハーフライン付近でボールを受けてターンをすると、一気にペナルティエリアまでドリブルで持ち上がり、左足を強振するも、GKシュマイケルの好守にあい先制点とはならない。その3分後には、MFオーレリアン・チュアメニの浮き球をグリーズマンが胸トラップから左足でボールをとらえたが、シュートをふかしてしまった。

 それでも16分、自陣から持ち上がったテオ・エルナンデスが左サイドのムバッペに預けると、ムバッペはゆっくりとペナルティエリアに進入しながら駆け上がったテオ・エルナンデスにリターン。テオ・エルナンデスがマイナスのボールを折り返すと、ムバッペが右足で合わせてフランスが先制する。

 シュート1本におさえられていたデンマークだが、23分、MFクリスティアン・エリクセンの右CKをDFヨアキム・アンデルセンがニアでさわり、最後はクリステンセンが頭で押し込み、スコアは1-1となった。

 同点となってからは互いに2点目への意識を強め、35分にはテオ・エルナンデスのクロスからラビオがバイシクルシュートを繰り出したが、ボールは枠の外に。そして迎えた41分、グリーズマンが右サイドから左足でゴールに向かうクロスを入れると、ファーサイドでムバッペが右の太ももで押し込み、フランスが勝ち越しに成功した。

 試合は2-1とフランスがリードしたまま終了。今大会初の連勝を飾ったフランスが、勝ち点を6にのばして決勝トーナメント進出を決めた。

 D組は1位フランス(勝ち点6)、2位オーストラリア(同3)、3位デンマーク(同1)、4位チュニジア(同1)の順位に。グループリーグ最終節は30日、フランスはチュニジア、デンマークはオーストラリアと対戦する。


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