[11.26 カタールW杯C組第2節 アルゼンチン2-0メキシコ ルサイル]

　アルゼンチン代表はメキシコ代表に2-0で勝利し、グループ2位に浮上した。

　試合が行われたルサイルスタジアムには8万8966人が集結した。国際サッカー連盟(FIFA)によると、これは9万4194人を記録した1994年アメリカ大会決勝ブラジル対イタリア戦以来の数字になるという。アメリカ大会ではアメリカンフットボールのスタジアムなどが使用されたため、大規模な観客動員に成功。9万人を超える記録が連発していた。

　アルゼンチンはグループリーグ初戦でサウジアラビアに逆転負け。第2戦で敗れることになればグループリーグ敗退が濃厚となる中、今大会をW杯最後と明言しているFWリオネル・メッシが躍動した。

　後半19分、メッシは自らのプレーで均衡を打ち破った。PA手前でボールを受けると、左足を一閃。相手守備陣にコースを阻まれるが、地を這う弾道が数人の股を通り抜ける。ゴール右隅に突き刺さり、8万を超える観衆を魅了してみせた。

　MFエンソ・フェルナンデスの追加点により、アルゼンチンは2-0で勝利。今大会初白星を挙げ、グループリーグ突破に弾みをつけた。

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