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オランダはガクポ3戦連続弾含む2発でGL突破! カタールは“アジア勢”唯一の勝ち点0で終戦…史上初の開催国3連敗

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FWコーディ・ガクポが先制ゴール

[11.29 カタールW杯A組第3節 オランダ2-0カタール アルホール]

 カタールW杯は29日にグループリーグ最終節を行った。A組のオランダ代表カタール代表の対戦は、オランダが2-0で勝利。2勝1分でグループ突破を決めた。一方、カタールは史上初の開催国3連敗でW杯を終えた。

 暫定首位に立つオランダは引き分け以上でグループリーグ突破が決定する。その一方で、カタールはすでに敗退が決定済みだが、開催国が3連敗で大会を去るわけにはいかない。

 カタールは前半3分に中盤でボールを奪い、FWハサン・アルハイドス(アルサッド)が右足ミドルを放つ。だが、GKのセーブに遭った。その後はオランダが短いパスからチャンスを量産。先発入りしたFWメンフィス・デパイ(バルセロナ)を中心に、相手ゴールを脅かした。

 するとオランダは前半26分に先制ゴールを奪う。左サイドからパスをつなぎ、FWコーディ・ガクポ(PSV)がデイビー・クラーセン(アヤックス)とのパス交換からドリブルで突き進む。PA内に進入したところから右足シュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。

 ガクポはオランダ代表初となるグループリーグ3試合連続ゴールを達成。先制点を奪い、そのまま1-0で前半を折り返した。後半5分には右サイドのクロスをデパイがファーサイドから合わせると、相手GKのセーブに阻まれる。しかしこぼれ球をすかさずMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)が押し込み、追加点を挙げた。

 後半20分、オランダは2枚替えでクラーセンとデパイが下がる。FWフィンチェント・ヤンセン(アントワープ)とFWスティーブン・ベルハイス(アヤックス)が入った。直後にはベルハイスがゴールを決めるが、ガクポのハンドでノーゴールの判定となった。

 オランダは最後まで気を抜くことなく、2点差を守り切った。カタールはアジア勢では唯一勝ち点を奪えず全敗で今大会を終えた。

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