負傷でカタールW杯メンバーから外れていたものの、回復を見込まれて復帰も囁かれていたフランス代表FWカリム・ベンゼマ。しかし、結局そのまま休暇に入るようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

　バロンドールを受賞したベンゼマのW杯での活躍が期待されていたが、大腿直筋の損傷で3週間の回復期間が必要となっていた。エースはフランスの初戦を前にチームを離脱する。しかし、ディディエ・デシャン監督は代替選手を招集していなかったため、28日には地元メディアがベンゼマのフランス代表復帰を示唆。チームの大黒柱が戻ってくる可能性を伝えていた。

　W杯連覇を盤石なものにするベンゼマ復帰の可能性は、結局デタラメだったようだ。ベンゼマはインド洋上のレユニオン島で目撃されており、レアル・マドリーでの仕事に戻る前にバカンスを楽しむ予定だという。

　デシャン監督も30日チュニジア戦の前日会見でベンゼマ復帰を否定する。「誰が言っているかは知らないが、彼の回復期間はすでにみんな知っているだろう。関係ないことを話すつもりはない」と語った。

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