スペイン代表DFエリック・ガルシアが、カタール・ワールドカップで対戦する日本代表の印象について語っている。

　今大会ではグループEに入り、初戦でコスタリカ代表相手に7-0と衝撃の大勝を収めたスペイン。続くドイツ戦では引き分けたものの勝ち点4で首位に立ち、最終節で日本と対戦する。引き分けでも突破は決まるが、ルイス・エンリケ監督は「首位通過を狙って勝ちに行く」と宣言。勝ち点3を取りに来ることが予想される。

　そんな“ラ・ロハ”の一員としてカタール・ワールドカップに参戦しているE・ガルシアだが、今大会では未だ出場なし。しかし東京オリンピックでは準決勝で日本と対戦し、1-0の勝利に貢献している。スペイン『マルカ』のラジオ番組に出席した21歳DFは、日本の印象について以下のように語った。

「非常に複雑なチームなんだ。フィジカル的に見ても、試合を通じて止まることなく走り続けているね。ブンデスリーガで活躍する選手や、スペインで輝く久保建英など、個人個人の才能もある。でもそれ以上に、非常によく組織されているんだ」

　そして、現在の“ラ・ロハ”について「正直に言うけど、これまで見てきたワールドカップの中で、僕らのようなプレーレベルのチームは見たことがない。フランスやアルゼンチンなど(キリアン)ムバッペや(リオネル)メッシらの個性を考えたとしても、僕らはどこが相手でも叩けるよ」と自信を覗かせた。その上で、「まず第一に、僕らは日本に勝たなければならないんだ」と日本戦へ気を引き締めている。

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