スペイン代表GKウナイ・シモンが、日本代表戦に向けて意気込みを語った。

　優勝候補の一角としてカタール・ワールドカップ(W杯)を迎えたスペインは、初戦でコスタリカに7-0の圧勝劇を演じ、続くドイツ戦をドローで終えた。2試合を終えて勝ち点4の首位に立つ中、グループ首位通過を目指して1日に日本との最終節に臨む。

　この試合を前にプレスカンファレンスに臨んだ守護神シモンは「スペインはポゼッションと試合コントロールという面で優勢だ。その面で僕たちと肩を並べられるのは数チームだけだ」と自信を語り、昨夏の東京オリンピック準決勝でも対戦した日本戦に向けて続けた。

「僕たちがオリンピックで目にしたように日本は難しいチームになるはずだ。彼らには少なくとも1ゴールが必要だから、明日の試合では強くプレスしてくるだろう」

「本命とされる国が必ずしもW杯で勝てるわけではない。僕たちはそのようには感じていないけど、僕たちのアイディアを信じているし、僕たちが頂点にたどり着くまでこの取り組みを続けていく」

　また、ここまで今大会で一番のパフォーマンスを披露すると評価されるチームについてシモンは「守備のゾーンから試合を支配しようとしているから、この代表チームには(他チームと)違いがあるんだ。僕たちはチームとして動く塊で、相手の強いプレッシャーを乗り越えるためにしっかりと集中しないといけない」とコメントした。

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