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モロッコがカナダに勝利し36年ぶり16強入り! ベルギー&クロアチアをおさえてF組首位通過!!

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FWユセフ・エン・ネシリの決勝点でモロッコが無傷でグループリーグ突破

[12.1 カタールW杯F組第3節 カナダ1-2モロッコ ドーハ/アルトゥママ]

 1日、カタールW杯グループリーグ第3節が行われ、F組ではカナダ代表モロッコ代表が対戦。FWハキム・ツィエクユセフ・エン・ネシリの得点でモロッコが先制すると、カナダの反撃をオウンゴールの1点におさえて、2-1で勝利。1986年メキシコ大会以来の決勝トーナメント進出をはたした。

 F組2位で、引き分け以上で結晶トーナメント進出が決まるモロッコ。前節・ベルギー戦(○2-0)で、国歌斉唱中に体調不良を訴えて急遽出場を辞退したGKヤシン・ブヌが先発に復帰。MFアブデルハミド・サビリが今大会初先発を飾った以外は、3試合連続で同じメンバーが並ぶ。

 一方、2連敗のカナダはグループリーグ敗退が決定している。前節・クロアチア戦(●1-4)で同国のW杯初ゴールを決めた、FWアルフォンソ・デイビスを中心に、今度はW杯で初の勝ち点獲得を目指す。

 カナダがボールを持つだけでブーイングに包まれるほど、モロッコホームのような状況下で、開始4分でモロッコが先手をとる。DFロマン・サイスのフィードをDFスティーブン・ビトーリアがGKミラン・ボージャンへバックパスを試みるもパス短くなると、GKボージャンがペナルティエリア外まで飛び出してボールを処理する。ところがGKボージャンのパスは、ツィエクにわたり、背番号7はダイレクトで無人のゴールに蹴り込んだ。

 先制点を許したカナダの反撃は15分、FWサイル・ラリンがドリブルで右サイドを切り裂くと、GKとDFの間に鋭いクロスを入れる。しかし、ファーサイドのFWタジョン・ブキャナンは、合わせることができない。

 前半23分には、モロッコが再びゴールを陥れる。右SBのアクラフ・ハキミが自陣からカナダDFラインの背後にロングフボールを送ると、ネシリがモロッコの2選手を振り切って右足を一閃、GKボージャンのニアサイドを抜いてリードを2点に広げる。

 ところが40分、MFサム・アデクグベが左サイドを突破し、ゴール前に速いクロスを入れると、DFナイフ・アゲルドが伸ばした足に当たってモロッコゴールに吸い込まれる。オウンゴールでカナダが1点を返した。

 前半アディショナルタイムには、ネシリが再びゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 後半になると、カナダペースで試合は進む。26分には、途中出場のMFアティバ・ハッチンソンがCKからヘディングシュートを放つも、クロスバーに当たったボールはゴールライン上でバウンドし、完全にはゴールラインを越えることができない。

 終盤はカナダが敵陣に押し込む。GKボージャンもCKに参加するパワープレーに出るが、4分のアディショナルタイムでもゴールは生まれず。モロッコが2-1でカナダを下した。

 カナダのカタール大会は、3連敗で終了。勝ち点獲得は、カナダ・メキシコ・アメリカの3か国共同開催となる次回2026年大会に持ち越された。

 モロッコの次戦は6日、日本が入るE組2位と決勝トーナメント1回戦で激突する。

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