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スペインは一時グループ3位に、ドイツ勝利に救われる…エンリケ監督「試合中に知ったら心臓止まっていた」

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ルイス・エンリケ監督

[12.1 カタールW杯E組第3節 日本 2-1 スペイン]

 最終節までグループリーグ突破が1チームも決まらなかった。日本代表にとってW杯王者が2チームもいる“死の組”だったが、他国もその苦しみを味わうことに。スペイン代表は日本がリードしたタイミングに、他会場でコスタリカ代表がドイツ代表に逆転した場面で、一時グループ3位まで順位を下げた。ルイス・エンリケ監督は「(3位だったことを知ったら)心臓発作を起こしていたかもしれない」と語った。

 最終節開始前は、グループ首位がスペイン(勝ち点4/得失点差+7)、2位が日本(3/0)、3位がコスタリカ(3/-6)、4位がドイツ(1/-1)となっていた。ドイツにもグループ突破の可能性は残されており、またスペインのグループ敗退もあり得る状況。スペインは引き分け以上なら突破が決まっていた。

 だが、前半早々に先制したスペインは、後半開始に立て続けにゴールを許す。1-2と逆転された状態で、さらに他会場ではコスタリカがドイツに2-1という状況。この段階で一時的に順位は、首位が日本、2位がコスタリカ、3位がスペイン、4位がドイツとなっていた。その状態から3分後にはドイツが盛り返して結果的に4-2と勝利。スペインはある意味ドイツに助けられた形となった。

 英『ESPN』では、L・エンリケ監督の会見内容を伝える。「サッカーでは勝利に値するかどうかだけで、我々はそれに値しなかった。私はまったく満足していない。5分で日本に2点取られてしまった。我々はバラバラにされてしまった」。日本の逆襲に度肝を抜かされた。

「前半は危険な状態ではなかったが、ハーフタイムに、相手には失うものは何もないのだから注意するようにと言った。だが私たちは崩壊し、さらに2点を取られていたかもしれない。全然うれしくないよ」

「私は決して負けを喜んだりしないので、祝うべきことは何もない。予選を突破したが、祝うべきことは何もない」

 一時グループ3位まで落ち込んだことは、知らなかったという。

「3分間もノックアウトされていたのか。他の試合のことは気にしてなかったんだ。知らなかったよ。日本に負けたのだから、嬉しくない。もし(スペインの敗退の可能性を)知っていたら、心臓発作を起こしていたかもしれない」

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