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ドイツはスペインに“裏切られ”敗退?伊紙「日本に負けた代償。自分自身に怒るべき」

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 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの最終節でコスタリカ代表に勝利を収めたものの、得失点差により3位敗退となったドイツ代表。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が1日、見解を示した。

 ヨーロッパの強豪スペインとドイツのほか、日本やコスタリカが同組となった“死の組”グループE。最終節で日本はスペインを2-1で下して首位通過を決めた一方、初戦で日本に敗れたドイツは、コスタリカとのシーソーゲームを4-2で制したが、4ポイントで並ぶ2位スペインに得失点差で敗れて3位敗退が決定した。

 イタリア紙は、そんなドイツについて「失望のドイツ。4-2でコスタリカを倒しても手が届かなかった。W杯敗退」の見出しで注目。「ドイツは中米勢に1-2とリードされる展開を覆したが、日本対スペインの結果により逃げ道はなくなった」などと綴った。

 スペインが日本に勝利を収めていれば、ヨーロッパの2チームが決勝トーナメントに進出する可能性があったが、「ドイツはスペインに“裏切られ”帰宅することになった」とイタリア紙は指摘。「だがドイツの選手たちは、自分たちに怒るべきだ。長い目で見れば、初戦で日本に負けたことにより敗退という代償を払ったのだ」と主張した。

 その上で、4-2でドイツの勝利に終わったコスタリカ戦が「かなりクレイジーなマッチ」であったことを振り返りつつ、「ベスト16への切符につながらない極めて苦い勝利だった」と述べた。だが、そんな試合が「別の理由で歴史に残る試合」であったことにも注目。「W杯史上初めて男子の試合で女性主審が笛を吹いた」ことを紹介し、ステファニー・フラパール主審のW杯デビュー戦は「複雑だったが、完璧な試合裁きだった。いまに始まったことではないが、フラパールは確かだ」と賛辞を贈った。
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