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打ち合いを逆転で制したスイス、3大会連続で決勝T進出!! ピクシー率いるセルビアはGL敗退に

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スイス代表が3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた

[12.2 カタールW杯グループリーグG組 セルビア 2-3 スイス ドーハ/974]

 カタールW杯は28日、グループリーグ第3節を行い、G組ではセルビア代表と対戦したスイス代表が3-2の逆転勝利を収め、2位でのグループリーグ突破を決めた。スイスは6日の決勝トーナメント1回戦でH組1位のポルトガルと対戦する。

 ここまで1勝1敗の勝ち点3で2位につけるスイスは勝利を収めれば自力での決勝トーナメント進出が決定。引き分けでも他会場の結果により、突破を決める可能性もある。一方、ドラガン・ストイコビッチ監督が率いるセルビアは、1分1敗の勝ち点1で最下位に沈んでおり、逆転での突破のためには勝ち点3を手にした上で、他会場の結果を待たなければならない状況で最終節を迎えた。

 開始直後にスイスがいきなりゴールを脅かし、MFグラニト・ジャカ、FWブレール・エンボロが立て続けにシュートを枠内に飛ばすもGKバンヤ・ミリンコビッチ・サビッチがストップ。その後、同11分にMFアンドリヤ・ジブコビッチがポスト直撃のシュートを放つなど、立ち上がりの危機をしのいだセルビアがリズムをつかんだ。

 しかし、先制点を奪ったのはスイス。前半20分、FWルベン・バルガスとのパス交換で左サイドを駆け上がったDFリカルド・ロドリゲスが送ったラストパスは相手に阻まれるも、こぼれ球をMFジブリル・ソウがPA内右へ。反応したFWジェルダン・シャキリが左足のシュートを叩き込み、スコアを1-0とした。

 決勝トーナメント進出のためには、最低でも2点が必要となったセルビアはすぐさま反撃に出る。まずは前半26分、ハーフウェーラン付近でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けると、FWドゥシャン・タディッチのクロスをFWアレクサンダル・ミトロビッチがヘディングで合わせてネットを揺らす。さらに同35分には、スイスのパスミスを拾ったタディッチのスルーパスからPA内に走り込んだFWドゥシャン・ブラホビッチが左足で流し込み、一気に逆転に成功した。

 だが、負ければグループリーグ敗退となるスイスが前半44分、ソウが右サイドに展開すると、DFシルバン・ビドマーのグラウンダーのクロスをエンボロが押し込み、試合を振り出しに戻して前半を終えた。

 そして、後半立ち上がりの同3分、右サイドからシャキリが送ったクロスをバルガスがワンタッチで落とすと、MFレモ・フロイラーが蹴り込み、スイスが再び1点をリード。その後、スイスに追加点こそ生まれなかったものの、体を張った粘り強い守備でセルビアの反撃を許さずに逃げ切り、3-2の逆転勝利を収めた。

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