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ここで、それをやるか…後半AT10分に見せたオランダの“勇気”

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後半AT10分にサインプレーからFWワウト・ウェクホルストが同点ゴール

 9日に行われたカタールW杯準々決勝でアルゼンチン代表を相手にオランダ代表が最後の最後で見せた“勇気”に賛辞が送られている。

 前半35分にFWリオネル・メッシのアシストからDFナウエル・モリーナに決められて先制を許したオランダ。さらに後半28分にはメッシにPKを沈められ、リードを2点差に広げられてしまう。

 しかし、ここから猛反撃に出た。後半38分に右サイドから送られたクロスをFWワウト・ウェクホルストがヘディングで叩きつけてネットを揺らし、1点差に詰め寄ると、後半アディショナルタイム10分に驚きのプレーで魅せた。

 ゴール正面で得たFKの好機。ボールの前にMFトゥーン・コープマイネルスとFWコーディ・ガクポが立つと、コープマイネルスが緩やかな助走から左足でボールを蹴り出す。しかし、ボールは直接ゴールへと向かうのではなく、グラウンダーでPA内の味方へ。

 土壇場で飛び出したサインプレーにアルゼンチン守備陣は対応し切れず。ボールを受けたウェクホルストが左足でねじ込み、最後の最後で試合を振り出しに戻した。

 延長戦でも決着がつかなかった試合は、PK戦を制したアルゼンチンが準決勝へと駒を進めた。惜しくも敗れたオランダだが、最後の最後でサインプレーを選択した“勇気”に、SNS上では「度胸がすごい」「ぎりぎりでコレをやるとは!」「なんちゅうフリーキック」「このプレーにトライするメンタルが凄いわ」など、称賛の声が挙がっている。


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