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「すべてにうんざり」ハリル氏、モロッコの快進撃に思いを吐露…「フットボールに関してこれ以上話をしたくはない!」

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バヒド・ハリルホジッチ氏がモロッコの快進撃について言及

 元日本代表指揮官バヒド・ハリルホジッチ氏は、数か月前まで指揮したモロッコ代表がカタール・ワールドカップで快進撃を続けることへの思いを口にした。

 2015年から2018年まで日本代表を指揮し、ロシア・ワールドカップ出場権獲得にチームを導いたハリルホジッチ氏。しかし、大会開幕直前に職を解かれ、アルジェリアをベスト16に導いた2014年大会に続くワールドカップでの指揮は叶わなかった。

 さらに、ハリルホジッチ氏は2019年に就任したモロッコでも同様にカタール・ワールドカップ開幕前に解任された。そして新たに就任したワリド・レグラギ監督の下、同国は快進撃を続けており、アフリカ勢として史上初のワールドカップ準決勝進出を飾った。

 自身が数か月前まで指揮していたチームの快進撃を目の当たりにするハリルホジッチ氏は、母国ボスニア・ヘルツェゴビナ『Avaz』で「この3年間がなかったかのように、彼らと働かなかったかのように、彼らと一勝すらしなかったかのように、何も言わないことがベターだ!」と話し、思いを吐露した。

「これらすべてにうんざりしているし、私はフットボールに関してこれ以上話をしたくはない!3年間かけてやってきたことを10日間でできる人間などいないということを誰も言おうとしない。フットボールにおける結果は取り組みによる功績だ。私は3年間取り組んできた!私にもできたという気持ちだ!チームは準備できていたし、全員が熱望していた」

「今、アメリカやカナダ、エジプト、日本、アフリカからの電話がある。これ以上何と言っていいのかわからない。巧妙にすべてのことを回していくことが私の最後のミッションだったが、すべてがおかしな方向に行った。しかし、そういうもので、私はそのような男であり、これは初めてのことではない」

 以前にはフランスメディアのインタビューでコートジボワール、日本、モロッコとワールドカップ開幕前に解任されたことについて「少し恥ずかしく思う」と語ったハリルホジッチ氏は、この失意を乗り越えるために家族の助けがあったと明かした。

「戦争を含め私の人生のすべてが私に付随している。どうやって払拭していいのかわからないし、生き続けないといけない。私には家族がいて、愛する幼い子供たちもいる。彼らがすべてのことをより簡単なものにしてくれた」

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