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スペイン代表監督退任のルイス・エンリケ「グループステージは日本戦の12分間以外良かった」「今ならW杯招集メンバーを1人代える」

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日本がスペインを下した

 スペイン代表監督を退任したルイス・エンリケ氏が、退任後初めて口を開いた。

 ルイス・エンリケ氏率いるスペイン代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージをコスタリカ戦7-0、ドイツ戦1-1、日本戦1-2の1勝1分け1敗で終えて、日本に次ぐ2位で決勝トーナメントに進出。そしてベスト16のモロッコ戦をPK戦の末に落とし、優勝候補の一角としては不甲斐ない形で大会を去ることになった。スペインサッカー連盟はこの結果を受け、ルイス・エンリケ氏との契約を延長することなく、U-21スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督にフル代表を任せている。

 ルイス・エンリケ氏はスペインの超人気ストリーマー、イバイ氏とのインタビューで改めてW杯を振り返った。グループステージについては、日本代表に2失点して逆転を許した時間帯を除けば不満はないことを強調し、スペイン代表がより良い成績を収めるに値したとの見解を示している。

「フットボール的なレベルから言って、私たちは大きなチャンスを逃してしまった。選手たちのことを考えると本当に申し訳なく思う。グループリーグで、チームは素晴らしいレベルにあった。あの日本戦の12分間を除いてね。選手たちはとても良いグループを形成していた。準決勝に進出したチームを見ても、私たちより優れているとは思えないね」

 また招集メンバーについては、一人だけ変更の余地があったとの考えを述べた。

「もちろん、私たちはもっとうまやれたはずだ。私たちは最高の選手たちを、自分のプレーアイデアを実践できる選手たちを連れていこうと試みた。招集メンバーについて、大体は私のスタッフと同意の上で決定を下していった。しかし、今ならば1人だけメンバーを代えている。1人を外してまた違う選手をメンバーに入れていた。1人を外してね」

 その外したかった選手は、少なくともMFペドリではないようだ。ルイス・エンリケ氏はモロッコ戦を振り返りつつ、バルセロナMFの凄さを力説している。

「モロッコは、アムラバトが非常に高いレベルにあった。彼らには素晴らしいレベルの選手が4人いる。ツィエクはとても良かったし、名前を忘れたが8番(ウナヒ)もね」

「ペドリは私にとってハリー・ポッターだ。驚異的な選手で、難しい状況にあっても彼のプレーを見るのは素晴らしい。私が目にしてきた中ではイニエスタが最も近い選手だが、しかし誰かと比較する必要はないだろう」

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