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カタールW杯決勝はフランス対アルゼンチン!! ムバッペvsメッシの歴史的覇権争い、ロシア大会は4-3大激闘に

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FWキリアン・ムバッペとFWリオネル・メッシ

[12.14 カタールW杯準決勝 フランス 2-0 モロッコ アルホール]

 カタールW杯の決勝カードは、フランスアルゼンチンに決まった。両者が擁するのは23歳での連覇を狙うFWキリアン・ムバッペと、悲願の初優勝を狙う35歳のFWリオネル・メッシ。現在はパリSGで共にプレーしているが、対照的なW杯キャリアを持つ二人の構図にも注目が集まりそうだ。

 フランスとアルゼンチンは前回ロシアW杯の決勝トーナメント1回戦でも対戦。激しい点の取り合いが繰り広げられた中、当時19歳だったムバッペが2ゴールを記録する大活躍を見せ、フランスが4-3で勝利し、準々決勝への切符を手にした。

 フランスはそのまま頂点へと駆け上がり、20年ぶり2度目の優勝を達成。一方、アルゼンチンは前々回ブラジル大会で準優勝に終わっていた悔しさを胸に臨んだ大会でベスト16に終わった。4度目のW杯だったメッシはその一戦で無得点。メッシからムバッペへ、覇権交代を感じさせる一戦ともなった。

 ムバッペは4年後、順調に成長した姿でW杯に帰ってきた。グループリーグ初戦のオーストラリア戦からチームを勝利に導くゴールを記録すると、デンマーク戦でも2得点。また決勝トーナメント1回戦のポーランド戦では圧巻のカウンターから2ゴールをマークした。さらに準々決勝イングランド戦、準決勝モロッコ戦では得点こそなかったものの、一身にマーカーを引きつける動きで脅威を見せ続けている。

 もっとも今大会、35歳となったメッシがそれ以上の存在感で世界舞台に立った。一大会の3試合で1ゴール1アシストという史上初の大活躍を見せ、残した成績はムバッペの5ゴール2アシストを上回る合計5ゴール3アシスト。「このW杯で僕はとても幸せに感じているし、チームの力になれていると思う」という言葉どおり、自身最後と認めるW杯で最高潮のパフォーマンスを維持している。

 ともに得点ランキングは首位に立っており、得点王争いにも注目が集まる決勝戦。次世代のサッカー界を担うムバッペの連覇か、過去15年間サッカー界を牽引し続けてきたメッシの初制覇か——。注目の一戦は18日午後6時(日本時間19日午前0時)にキックオフを迎える。

(取材・文 竹内達也)
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