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“カバーニPK疑惑”大論争に決着か…当該主審がFIFAの見解を明かす「期待された基準に完全に合致」

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抗議の中でFWエディンソン・カバーニはイエローカードを受けた

 無念のグループリーグ敗退となったウルグアイ代表。1点が遠かった最終節のガーナ代表戦では、終盤にFWエディンソン・カバーニがペナルティエリア内で転倒するも、ノーファウルと判定されたことが話題に。選手たちが試合終了後に審判団へ激しく抗議する事態となった。

 “PKを与えるべき”とする意見と、“カバーニがファウルを誘ったためノーファウルだ”とする意見が対立して大論争を巻き起こしたこの判定。主審を担当したダニエル・ジーベルト氏が判定について説明したことをドイツ『キッカー』などが報じている。

 ジーベルト氏は『マゼンタTV』で、ウルグアイが敗退の危機にあったことを認識していて「最大級のプレッシャー」を感じていたとコメント。「緊張はしなかったが、1つの判定がグループリーグの状況を完全にひっくり返す可能性があることは分かっていた。こうしたときこそ中立の立場で安定していなければいけない」と見解を述べ、それを実行できたとした。

 そして、カバーニの転倒シーンについて訊かれると「試合ごとに審判団はFIFAからフィードバックを受ける。(ノーファウルの判定は)FIFAが期待する判定基準に完全に合致するものだった」と述べ、問題ない判定と評価されたことを明かした。また、この試合が今大会最後の割り当てとなったが、判定が理由ではないとし、「当初の目標は2試合で主審を務めることだったので、それを達成できたため悲しくはなかった」とコメントしている。

 なお、FIFAはウルグアイの選手たちが試合終了後に示した振る舞いについて、規定違反に相当する可能性があるとして調査を行うことを発表している。

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