国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が16日、カタールW杯のメインメディアセンターで記者会見を行い、クラブワールドカップを2025年から4年ごとに32チーム制で行うことを発表した。

　現行のクラブW杯はアジア、ヨーロッパ、南米、北中米カリブ海、アフリカ、オセアニアの各地域代表と、開催国枠の計7チーム制。今後の地域ごとの参加枠は明かされなかったが、32チーム制への変更となれば、いずれの地域も大幅増加が見込まれる大変革となる。

　記者会見を行ったインファンティーノ会長はクラブW杯の再編について、同じ32チームで行われたカタールW杯に重ねて「今回のワールドカップのようになるだろう」と展望。「世界で最高のチームが集まるだろう」と期待を語った。

　またインファンティーノ会長は現行方式でのクラブW杯を2023年2月にモロッコで開催すると発表。さらに女子クラブW杯も今後、4年ごとに開催する方針だと明言した。

(取材・文　竹内達也)

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