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モドリッチがクロアチア代表活動続行へ!! W杯3位決定戦後に明言「最低でも1年は続けたい」

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MFルカ・モドリッチ(R・マドリー)

 クロアチア代表のMFルカ・モドリッチ(R・マドリー)がカタールW杯3位決定戦モロッコ戦後、報道陣の取材に応じ、少なくとも来年夏に行われるUEFAネーションズリーグ2022-23決勝ラウンドまでは代表活動を続行することを明言した。モドリッチは37歳で迎えた今大会、全7試合に先発出場し、3位入賞に大きく貢献していた。

 クロアチア代表は今年9月、UEFAネーションズリーグのA組を首位で通過し、来年6月に4チームトーナメントで行われる決勝ラウンドへの進出が確定。モドリッチは「私は代表チームに留まりたい。決勝ラウンドは来年の夏にあるが、まだ代表チームでのプレーを続けたいと思っている。だから最低でも1年は続けたい」と欧州タイトルへの意気込みを示した。

 さらに「次の大会に出られるどうかは分からない。次から次へと大会をこなしていくしかない中で、身体の調子を見ていくことになるはずだ」と述べ、EURO2024や次のW杯への出場については決断を保留した。それでも「もし僕がクロアチア代表にプラスアルファをクオリティーを与えることができるならやりたい。クロアチア代表でプレーすることは、どのクラブでプレーするよりも僕の人生において誇りだ」と前向きな姿勢を見せた。

 また「代表チームから離れるという最終的な決断を下すことは簡単なことではない。ただ、自分がチームをより良くするためにここにいるわけではないということを、どこかの瞬間に悟らざるを得ない日が来るだろう。その時に私は代表チームを引退する」と引き際についても言及。「でも今のところは続けていくよ」とあらためて代表活動続行への意思を示した。

 今大会については「金メダル、トロフィーを獲得できると信じていたが、残念ながらそれは叶わなかった。でもこの銅メダルには誇りを持たねばならない」と総括し、「なぜなら将来、W杯でもEUROでもUEFAネーションズリーグでも大きなトロフィーを獲得できると信じているからだ」と明るい展望も手にしたモドリッチ。小さなサッカー大国が生んだ稀代の背番号10は、クロアチアの未来をまだまだ切り拓いていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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