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120分&PK戦“激闘”の舞台裏…フランス代表ムバッペがHTに発破「一生に一度の試合だろ」「俺たちならやり直せる」

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フランス代表の“エース”Wキリアン・ムバッペ

 アルゼンチン代表の36年ぶり3度目の優勝で幕を下ろしたカタールW杯。その決勝戦はまさに激闘だった。フランス代表はPK戦の末に敗れたものの、2度のビハインドをFWキリアン・ムバッペのハットトリックで追い付くドラマチックな展開を演出。その“舞台裏”の様子が明かされた。

 アメリカ『ESPN』によると、フランス『TF1』が『メルシー・レ・ブルー』というドキュメンタリーを公開し、そこでは、0-2で迎えたハーフタイムにロッカールームで仲間を鼓舞するムバッペの姿が映し出されたという。

 ムバッペは仲間に語りかけるように「W杯の決勝戦だ、一生に一度の試合だろ」と切り出すと、「とにかく、これ以上悪くなることはない。フィールドに戻ろう。相手にプレーさせるか、自分たちがプレーするのか、少し強度を上げてデュエルに臨むか、他のことをやるのかだ」と発破を掛け、「これはW杯の決勝戦だ。相手は2ゴールを決め、俺たちは2点差をつけられた。でも俺たちならやり直せる!4年に1度の大会なんだぞ」と鼓舞したという。

 この激励が功を奏したか。ハーフタイムで仲間と声を掛け合ったフランスは、後半にムバッペの2ゴールで試合を振り出しに戻すと、迎えた延長戦でもリードを許すも、ムバッペが同点弾。大敗ムードからPK戦にもつれ込む、接戦を演じたのだった。

 それでも、あと一歩届かなかった世界一。ムバッペは個人として大会8ゴールで得点王を獲得したが、その顔に笑顔はなく、自身のツイッター(@KMbappe)を通じて「戻ってくる」と、2026年のアメリカ、カナダ、メキシコ大会を見据えている。

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