判定に対する批判に対し、当事者たちが声を挙げたようだ。

　アルゼンチンの悲願の優勝で幕を閉じた、カタール・ワールドカップ(W杯)。しかし、フランスとの決勝戦では3-2としたリオネル・メッシのゴールが無効になるべきだとの論争が巻き起こるなど、物議を醸している。

　この試合でVARを担当した審判団は、同試合での重要な判定を擁護。そして反論した。VARの主審を務めたトマシュ・クビアトコウスキー氏は、自分たちの下した判定に満足していると『RMC Sport』に語っている。

「攻撃の重要な局面で、いくつかのタイトな状況があったゴールが6つあった」

「シモン・マルシニアク(主審)がうまく指示した3つのPKがあった。レッドカードの可能性がある状況も2回あったし、マーカス・トゥラムの難しいダイブもあった。ダイブがPKと天秤にかかることもあるということを覚えておいてほしい」

　さらに、批評家や批判を展開するファンに向けては「暖かい椅子に座って、ビールを飲んで、ポテトチップスを食べているときは、すべてが単純に見えてしまうであろう状況で、レフェリングに対する批判をしている。これまで述べたような状況に加え、例えば数字の素早い表示や判定に関する小さなヒントなど、正しい判定を下すための要素ををたくさんチェックしないといけない」と反論した。

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