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U-20イングランド代表は5選手がアルゼンチン入りせず… チェルシーMFは不参加の可能性も

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U-20イングランド代表に悩ましい問題

 20日に開幕するU-20ワールドカップ。U-20イングランド代表は22日にチュニジアとの初戦を行うが、第一便での出国は21選手中16選手のみとなった。残りの5選手はグループリーグ終了後に合流する可能性があるようだ。

 イギリスの『BBC』によると、招集メンバーの1人であるMFカーニー・チュクエメカは所属先のチェルシーがアルゼンチンへの派遣を拒否したい考え。理由は残り2試合となったプレミアリーグ最終盤に起用するためで、U-20W杯には招集の拘束力がないことから、チュクエメカはクラブ活動へ専念する可能性があるという。同選手はU-20イングランド代表の中心選手であり、不在となれば大きな痛手となる。

 さらに同じくクラブ活動のため、4選手の合流が遅れる模様だ。イングランド協会はメンバー発表時にDFカラム・ドイル(コベントリー)、DFブルック・ノートン・カフィー(コベントリー)、DFロニー・エドワーズ(ピーターバラ)、MFアーロン・ラムジー(ミドルズブラ)がプレミアリーグ、もしくはチャンピオンシップ(英2部)昇格をかけたプレーオフ終了後に合流することを伝えている。結果次第ではグループリーグ終了後の合流となるため、指揮官にとって悩ましい問題であることは間違いない。

 もっともイアン・フォスター監督は「ウェンブリーで行われる昇格プレーオフの決勝を経験することは彼らにとって重要なこと」と語り、合流が遅れることに理解する姿勢を示している。

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