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U-20W杯ベスト4出揃う!! 前回準V韓国がアジア勢唯一の生き残り、準決勝で“因縁”イタリアと21年越しの激突へ

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4強入りを果たした韓国

 U-20ワールドカップは4日、準々決勝が終わり、イスラエル、韓国、イタリア、ウルグアイがベスト4入りを果たした。

 日本をグループリーグで破ったイスラエルは、3日の準々決勝でブラジルと対戦。2度にわたって先行される展開となったが、しぶとく追いついて延長戦の死闘に持ち込むと、最後は延長前半15+3分にエースのFWダビド・トゥルジマンが鋭い切り返しから決勝ゴールを決め、南米の強敵から大金星を手にした。初出場から見事な4強入りを果たした。

 ラウンド16でイングランドとの欧州列強対決を制したイタリアは、3日の準々決勝でコロンビアと対戦。前半9分にMFチェーザレ・カサデイが中盤起用ながら今大会最多を独走する6ゴール目を左CKから挙げると、その後も着実に加点し、3-1で勝利した。前々回3位、前回4位と近年は好成績が続いており、3大会連続の4強入りとなった。

 アジア勢で唯一ベスト8に勝ち残った韓国は、4日の準々決勝でナイジェリアと対戦。今大会屈指のフィジカルを誇る相手に大苦戦を強いられたが、0-0のまま延長戦に持ち込むと、延長前半5分にMFイ・スンウンの左CKからDFチョ・ソクヒョンがヘディングシュートを突き刺し、シュート数4対21の劣勢ながら1-0で勝利した。準優勝の前回大会に続く4強となった。

 ウルグアイは4日の準々決勝で今大会全勝のアメリカと対戦。前日3日の2試合で南米勢が連破されるという悪い流れもあったが、前半21分にエースのFWアンデルソン・ドゥアルテのゴールで先制すると、後半11分にはアメリカDFが足を滑らせたことによるオウンゴールで加点し、2-0で勝利した。地元南米で唯一の生き残り。4位入賞した17年大会以来の4強となった。

 準決勝は9日に行われ、第1試合ではウルグアイとイスラエルが対戦。また第2試合ではアジア勢初の2大会連続決勝進出がかかる韓国がイタリアと戦う。両者は2002年の日韓W杯決勝トーナメント1回戦で対戦し、誤審騒動で大きな物議を醸した因縁の間柄。W杯で両国が戦うのは全カテゴリを通じて同年以来21年ぶりとなる。

【準決勝】
6月8日(木)
イスラエル 26:30 ウルグアイ [ラプラタ]
イタリア 30:00 韓国 [ラプラタ]

【3位決定戦】
6月11日(日)
未定 26:30 未定 [ラプラタ]

【決勝】
6月11日(日)
未定 30:00 未定 [ラプラタ]

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