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一発退場のアメリカ代表エースが次戦出場可に!! FIFAが異例の決定、ベルギー側は抗議「あらゆる選択肢を検討する」

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FWフォラリン・バログン

 国際サッカー連盟(FIFA)は5日、アメリカ代表FWフォラリン・バログンに科されると見込まれていた1試合の出場停止処分に1年間の猶予期間を設けることが決まったと発表した。決勝トーナメントの大一番前日、開催国に有利に働く前代未聞の緊急決定に対戦相手のベルギーサッカー協会は即座に抗議文を発表した。

 アメリカ代表のエースとして今大会3得点を記録しているバログンは今月1日に行われたラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の後半、接触プレーで相手選手の足を踏みつける形となり、一発レッドカードを提示された。アメリカは2-0で勝利し、ベスト16進出を果たしたが、バログンは6日の決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)ベルギー戦に出場停止となるはずだった。

 ところがベルギー戦を翌日に控えた現地時間5日、FIFAはバログンに1試合の出場停止処分を科し、処分を1年間猶予することを発表。同様の反則を再び犯した場合にのみ、出場停止処分が効力を持つことに決まった。

 この決定により、バログンは出場停止が見込まれていたベルギー戦への出場が可能となった。一発レッドカードが誤審と認定された場合においては、出場停止処分が取り消される例はしばしばあるが、一発レッドカードが認められたまま執行猶予が行われるの異例。FIFAは詳しい理由を説明しておらず、不透明な手続きで開催国に有利な決定が下された形だ。

 この決定を受け、ベルギーサッカー協会は公式サイトを通じ、FIFAの決定に「驚いている」という趣旨の抗議文を発表。レッドカードで退場処分が下された場合、自動的に次試合から出場停止の効力が始まることが事前通達されていたことに触れ、「参加チームの正当な権利を保護し、このスポーツにおけるフェアプレーの基本原則を今回のW杯、そして将来の大会においても守るため、あらゆる選択肢を検討する」との姿勢を示した。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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