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[ミズノカップU-18IN熊本]上位リーグ2試合が雷雨中止、注目MF金のファインショットも“幻のゴール”に

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 全国の強豪16校が優勝を争う第8回ミズノカップU-18 IN熊本は大会2日目の14日、上位リーグ(モレリアステージ)と下位リーグ(サバイバルステージ)を行ったが、モレリアステージグループBの第2節、野洲(滋賀)対興國(大阪)戦と名東(愛知)対広島観音(広島)戦は、雷雨の影響によって前半途中で打ち切りノーゲームとなった。

 野洲(滋賀)と興國(大阪)の技巧派対決は興國がショートパスを小刻みにつないで前線までボールを運べば、野洲も独特の間から繰り出すパスとドリブルでDFを剥がし、連動したパス交換でゴールへ迫るなど魅せていく。その中でインパクトを残したのが興國FW金容輔(3年)だ。前半10分に圧倒的なスピードでDFを振り切り先制点を挙げると、21分にもDFとの1対1から相手をかわしながら右足シュートをゴール左隅ヘ突き刺すファインショット。試合が成立せずに“幻のゴール”となったが、そのスピードが野洲の脅威となり、確実に相手のリズムを崩していた。

 もう1試合の名東対広島観音は、前半9分に名東MF松林佑真が先制ゴールを決めたものの、前半20分の時点で中止決定。グループBの第1節は野洲がMF中村真輝(3年)の2発などによって3-1で広島観音に勝利し、興國は左SB亀井大地(3年)の決勝ゴールによって名東を1-0で下している。15日はグループ最終節を実施。現在は得失点差で野洲が首位に立っているが、グループ1位と決勝への切符は得失点差を含めた争いになりそうだ。


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