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[MOM1745]香川西MF本田功輝(新2年)_先輩MF登里のようにプロへ、注目の高速ドリブラーが2アシスト!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.30 ミズノカップIN香川予選リーグAパート最終節 九州国際大付高 1-2 香川西高 香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場サブ]

 爆発的なスピードを活かした突破はOB、MF登里享平(川崎F)を彷彿させるようなもの。香川西高は左MF本田功輝(新2年)が抜群の突破力を披露して2アシストの活躍。香川西の準決勝進出の立て役者となった。

 まずは前半10分、自陣左サイドでボールをインターセプトした本田は一気に前進。「相手距離近かったので。自分スピード得意なのでちょっとバーンと突いて行ったろうかなと」。飛び込んでくる相手DFを段違いのスピードとフィジカルコンタクトの強さで振り切ると敵陣PA横まで一人で運び、FW西山颯人(新3年)の先制ゴールをアシストした。

 さらに後半2分にも「前半の時に(大浦)監督にクロスがアーリー気味に行っているので縦に行って上げろと言われていた。縦に行ってマイナス気味に出したら高木が決めてくれた」。今度は左サイドを深くえぐってからのラストパスでFW高木慎也(新2年)のゴールを演出した。

 50m走6秒前半、「武器はスピードで相手抜くところですね。ちっちゃい時から徒競走とか負けなかったですね」というスピードに加え、フィジカル能力にも自信を持っている。そしてこの試合では幾度かトラップでもベンチから褒められていた。大浦恭敬監督からも評価されていたこの日のプレーを継続して発揮することができるか。

 将来の目標はプロ。「プロになりたい。香川西では登里さんが有名なのでそういう選手になりたいです」。全国舞台でその突破力を発揮して注目度を高めた登里のように今年、ブレイクを果たすか。ミズノカップ準決勝、決勝へ向けては「ボランチが結構逆サイドの地点でフリーでくれる。そこでボールをもらって素早く攻めて自分で点決めるなり、アシストして点に絡んで優勝したいです」。注目の高速ドリブラーが香川西を頂点へ導く。

(取材・文 吉田太郎)
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