[5.4 球蹴男児U-16リーグD2第2節 熊本国府高 2-1 柳ヶ浦高 大津多目的]

　柳ヶ浦高(大分)は今季から「球蹴男児U-16リーグ」に参戦。4日のDivision2第2節で熊本国府高(熊本)と対戦した柳ヶ浦は接戦を演じたが、1-2で競り負けた。

　3-4で惜敗した前日の長崎南山高(長崎)戦に続いて2連敗。それでも学年リーダーの左SB小深田隼士は「きょうは守備のところでまとまりが出て来て、最終ラインの確認とかもしっかりできだした」とチームとして良くなっている部分について説明する。

　1点を追う展開で慌てて、攻撃が雑になった部分があったことも確か。だが、FW小田良輝やFW冲永智哉らがボールに絡みながら崩しにチャレンジしていたチームは、5日の筑紫台高戦をMF金崎大輝と冲永のゴールによって2-1で競り勝ち、初勝利を挙げている。

　小深田は九州の強豪と戦う「球蹴男児U-16リーグ」にチームメートたちが意識高く臨んでいることを強調する。「アップの時からも全体で声を出しているし、試合の立ち上がりとかもみんなで声を出してやれている。(始動が遅く)最初の方は不安があったけれども、思っていたよりもやれている」。手応えを掴みつつあるチームメートとともに白星を重ねること。そして、個人としてはタフなプレーと考えるプレーを続けて成長していくことを誓っていた。

(取材・文　吉田太郎)

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