beacon

[MOM2605]武南FW杉本駿吾(1年)_大迫に憧れる前線の柱、チーム助けるプレー

このエントリーをはてなブックマークに追加

武南高FW杉本駿吾は前線で身体を張って勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.2 Rookie League入れ替え戦 矢板中央高 0-2 武南高 時之栖うさぎ島G]

 武南高は入れ替え戦を2-0で制して来年の1年生にA Group昇格をプレゼントした。この日は大雨の影響で水を含んだ人工芝ピッチ。思うようにボールが動かない中、各選手が切り替えの速い守備、球際で身体を張る部分を徹底して白星を掴み取った。

 我慢の展開を強いられた中、小林昂生コーチは前線で奮闘したFW杉本駿吾(1年)のプレーを評価する。「苦しい時にボールを収めてくれた」。攻撃センス高いFWは柔らかいボールキープで攻撃の起点となり、チームが押し込まれることを防いでいた。

 前半39分には相手のミスに乗じてボールを奪い、杉本が左足ミドルシュート。「最近、得点を獲るということに貪欲になれてきている。遠くからでも狙っていくことを心掛けをしています」という杉本の一撃はクロスバーを叩いたが、跳ね返りを右SB逸見衛が押し込んで先制点が生まれた。

「ゴール前で仕事のできる選手になりたいと思っていて、最近できてきたので良かった」というFWは今後の目標について、「大迫勇也選手みたいに前線で身体を張ったり、セットプレーで得点を獲れる選手になりたいです」。憧れのFWのようなプレーヤーになってチームに一つでも多くの白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2018 Rookie League特集ページ

TOP