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[MOM2751]横浜創英FW荒俣圭汰(2年)_期待の長身アタッカー 「点を獲ってチームを勝たせる選手に」

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横浜創英高MF荒俣圭汰はスピードに乗ったドリブルやキープ力を発揮

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝リーグ第1節 横浜創英高 1-1 帝京高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 昨年の横山杯では、横浜創英高のFW綿谷航平(3年)が抜群のスピードと決定力で強豪校を苦しめていた。今年は同校の次期エース候補、MF荒俣圭汰(2年)が期待に応えるようなプレーを見せている。

 帝京高戦について本人は「ゴール前に行くところはできたんですけれども、ラストの精度は悪かった」と反省したように満足感はなし。それでも、トップ下の位置から中央、サイドのスペースに顔を出してボールを受け、スピードに乗ったドリブルや高いキープ力などを発揮していた。

 そして、宮澤崇史監督が「スピードがあって体幹もある。個人で打開することができる。器用で色々なことができる」と期待する存在は、続く鹿島学園高戦で同点ゴールと2度の勝ち越しアシストを記録。堂々の活躍で勝利に貢献した。

 180cm近い長身も持つアタッカーは旧チームからのレギュラー。周囲から一目置かれる存在になっているが、指揮官はよりリーダーシップを発揮することを求める。本人にも「チームで一番点を獲っていかないといけない。自分が点を獲ってチームを勝たせる選手に」という自覚があるだけに、結果を残しながら、よりチームを引っ張る選手になる。

(取材・文 吉田太郎、取材協力 スポーツマネジメント)

●【特設】横山杯 第19回全国ユース招待サッカー大会

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