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日本高校選抜FW宮崎純真がデュッセルドルフ国際ベストストライカー賞選出!

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[4.22 デュッセルドルフ国際ユース大会 日本高校選抜 1-1(PK3-5)エバートン]

 第57回デュッセルドルフ国際ユース大会は22日、全日程終了後に表彰式を行った。表彰式では優勝したディナモ・ザグレブ(クロアチア)の選手たちが喜びを爆発。また個人賞も発表され、日本高校選抜のFW宮崎純真(山梨学院高→甲府)がベストストライカー賞に選出された。

 日本高校選抜はこの日のエバートン(イングランド)戦で敗れて10チーム中6位に終わっていただけに、名前を呼ばれた宮崎は意外そうな表情。それでも、「最初の話でベストFW賞があると聞いていた。獲れたらいいなと思っていました。優勝したらワンチャンあるかなと思っていた。体格の大きいFWとか結構いる中でベストFW賞をもらったことはこの大会通じてプレー面で自信になったことはあったんですけれども、こうやって個人賞で評価してもえるとまた自信になります」と微笑んだ。

 確かに今大会の宮崎のパフォーマンスは凄みがあった。ボルシアMGとの初戦ではスピードと馬力のある突破を繰り返し、後半終了間際に決勝点。フランクフルト(ドイツ)との第3戦でも強引な仕掛けから右足ミドルを決めてみせた。

 毎試合のように相手DFを置き去りにするようなドリブル、2人がかりで止めに来るDFを振り切って決定機を演出するなどインパクトあるプレーを続けていた。本人は「2ゴールを獲れたということその状況が勝ち越しゴールと先制点だったことを評価してもらえたと思います」。チームとしての結果を悔しがっていた宮崎だが、ゴールとインパクトあるプレーで評価を勝ち取った。

 今後の目標について宮崎は「まだデビューはしていないので、まずはデビューすることを目標にしてデビューしたら点を獲ることが目標になってくると思う。まずは早くデビューしたいです」。高校選抜の活動を通して感覚を取り戻してきているストライカーが次はJの舞台で大暴れする。
 
(取材・文 吉田太郎)
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第57回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会公式サイト(別サイトに移動します)

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