[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.28 Rookie League第2節 前橋商高 2-3 清水桜が丘高 時之栖うさぎ島G]

　清水桜が丘高(静岡)のFW望月斗弥が2試合連続のハットトリックを達成した。前日の韮崎高戦で交代出場ながら3得点を記録していた望月は、この日の前橋商高戦で先発出場。「きょうもやってやろう」という気持ちでピッチに立ったというFWが、前半6分に先制点を奪う。

「1点目はスルーパスが来たので自分の持ち味であるターンからPAで仕掛けてゴールが決められたので良かった」と振り返る望月は41分にもゴール。そして、後半24分には味方の落としをダイレクトで決めた。

　自分の強みについて、「ドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込むところです」と語るFWは、開幕2試合のRookie Leagueで躍動。得意のドリブルで切れ込み、角度の無い位置からゴールを奪うなどイメージ通りのプレーを表現し、「ちょっと自信がつきました」と微笑んだ。

　好きな選手はブラジル代表FWネイマール。タッチの細かなドリブルに憧れ、自分を磨いている望月は、今後も「チームを勝たせるため、自分もアシストや得点に多くかかわっていきたいです」と意気込んだ。Rookie Leagueでは得点王とリーグ優勝の両方を勝ち取る。

---

(取材・文　吉田太郎)
▼関連リンク
2019 Rookie League特集ページ