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[MOM3098]法政二MF平野愛斗(2年)_チームを支えたボランチ、ミスを減らして「勝たせる選手に」

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攻守でチームを支えた平野愛斗

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝リーグ 八千代0-0法政二 グリーン土合グラウンドA面]

 法政二高の水島光監督が「向かっていく気持ちがある。このチームでは珍しい」と期待を寄せる75番がチームを攻守で支え、ファイナルゲーム(決勝戦)進出へ望みをつなぐ勝ち点獲得に大きく貢献した。

 八千代高との一戦はスコアレスドローに終わっが、法政二の中心としてプレーしたのがMF平野愛斗(2年)だ。ボランチに入った平野は、最終ラインに下がってボールを受けるなど攻撃の組み立てに積極的に関与。広い視野と正確なキックでボールを散らし、セットプレーのキッカーも務めた。

 心掛けていることは「ミスをなくすこと」。中盤の中央でのミスは、そのまま失点につながりかねないため、自分に言い聞かせているという。「ボランチなので、チームの中心にならないといけないと自覚している。それはプレー中だけでなく、苦しい時間に声を出したり、チームの中心人物になって勝たせる選手になりたい」と、力強いまなざしで語った。

 明日28日には、勝ち点4で並ぶ鹿島学園高(茨城)との首位攻防戦が控えている。勝てば第10回大会以来、10年ぶりのファイナルゲーム進出となる。「周りは強豪校ばかり。ここで決勝に行って、優勝できたら自信につながる。明日は全員で気持ちを入れて、ベンチも含めて戦えたらいい」。そう語る平野がチームの勝利のために走り続け、法政二を横山杯の頂点へと導く。

(取材・文 清水祐一、取材協力 スポーツマネジメント)
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