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鹿児島県選抜U-18のMF桑原が4戦5発!U-17代表から得点も「このままじゃダメ」

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後半28分、鹿児島県選抜U-18のMF桑原滉(鹿児島城西高)が左足シュートを決めてハットトリックを達成

[2.29 JENESYS青少年交流大会7位・8位決定戦 鹿児島県選抜U-18 9-1 鹿児島ユナイテッドFC U-18 指宿いわさきホテルサッカー場]

 鹿児島県選抜U-18はMF崎野隼人(鹿児島城西高)とMF桑原滉(鹿児島城西高)の2人がハットトリックを達成。特に桑原はU-17日本代表戦、U-17マレーシア代表戦でもゴールを決め、「JENESYS青少年サッカー交流大会」4試合でチームトップの5得点を叩き出した。

 今大会へ向けて「色々な国の代表が来ているので自分が持っているプレーを出して行こうと思いました」という桑原は、鹿児島県選抜U-18の右サイドや中央で持ち前のテクニックを発揮。「プレッシャーが結構来ていても剥がしたりはできていたかなと思っています」と手応えを口にする。

 鹿児島U-18戦では味方の崩しをゴールに結びつける形で前半16分、後半21分にゴール。そして、後半28分にもPAでDF2人を冷静にかわして左足シュートを決めた。目立つパフォーマンスで大会を終えたが、「このままじゃダメだと思うので、もっと成長して(ライバルたちに)色々な差をつけられるように練習から頑張っていきたいと思っています」と気を引き締めていた。

 所属する鹿児島城西は昨年の九州新人大会を制しているが、桑原が入学後の2年間は宿敵・神村学園高に夏冬の全国大会出場を許し続けている。今回、鹿児島県選抜U-18で神村学園の選手たちとともにプレーして感じたのは彼らとの差。「一緒にプレーしていて神村とかと差を感じるので、そこをチームで共有しながら高めていけたらと思っています」と誓った。

 鹿児島城西の新チームではSBに挑戦中。守備力も高まってきているが特に攻撃面で特長を発揮してチームに貢献していく。「インターハイと選手権があるのでしっかりと優勝して、全国の舞台に最近出ていないので、出れるように頑張りたいです」。今大会で得た経験をチームに還元し、個人、チームでレベルアップして鹿児島タイトルを獲得する。

(取材・文 吉田太郎)

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