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「Foot! THURSDAY」で名良橋&ワッキーが柏U-18の山中監督とGK佐々木、U-18出身の金沢DF杉井を電話インタビュー

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柏レイソルU-18のGK佐々木雅士(右)とU-18チーム出身で現ツエーゲン金沢のDF杉井颯(写真は柏U-18時代)

 J SPORTSの看板サッカー番組「Foot! THURSDAY」は、高円宮杯プレミアリーグ、インターハイ、高校選手権などの高校生年代の情報を紹介するプログラムだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響でインターハイが中止となり、プレミアリーグは開幕が延期に。全国の多くの高校・ユースチームが活動を休止している中で「Foot! THURSDAY」は5月から、コメンテーターの元日本代表DF名良橋晃とワッキー(ペナルティ)の2人が各チームの指導者や選手に電話で現状や強さの秘訣などを尋ねている。

 第5回となる6月4日OA(22時~22時30分)では、昨年度プレミアリーグEAST2位の柏レイソルU-18(千葉)の山中真監督とGK佐々木雅士(3年)、そして2年前のU-18チームの主将でその後トップチームへ昇格し、今年はツエーゲン金沢に期限付き移籍中のDF杉井颯に電話取材している。以下、山中監督と佐々木、杉井のコメント抜粋。山中監督のオンラインでの取り組みや、昨シーズン印象に残っていること、また佐々木、杉井が柏トップチームの選手から感じた凄さや憧れの選手などについて語ったOAもチェックだ!!

●山中真監督
名良橋「Jリーグの再開も決まり、徐々に日常が戻ってきましたが、現状の活動については?」
山中監督「僕らはまだ活動自粛中で、まだピッチレベルでは何も活動できていない状況なんですよ。今後の状況次第なんですが、6月の中旬から再開できればと願っている状態です」

ワッキー「リモートで何か筋トレだったりとか、ということもないですか?」
山中監督「その取り組みはやってます。オンライン上でミーティングしたり。今はサッカーからだいぶ遠ざかっているので、人の輪を大事にしようと。学年の輪とか、チームの輪とか、家族の輪とか、そういった人の輪を大事にしようといった取り組みを考えて、楽しい時間を届けられるようにやっているところです」

ワッキー「監督自身は、監督として選手に言葉をかけるという意味ではどういうことに気を付けてますか?」
山中監督「選手たちは今週から段階的に学校が再開したんですけれど、それまでは誰かと会うという機会もほとんど無かったでしょうし、コミュニケーションを取る場が以前に比べると極端に減ったと思います。そのような状況でしたので、選手たちが喋る、コミュニケーションを取れる場を提供するということと、少しでも楽しい場を提供することができればなっていう思いで、オンラインを通してミーティングをしていました。そこではクイズをしたり、あとは母の日もあったので、お母さん方に向けて、サプライズの動画を作ったりとか。サッカーとは掛け離れた企画をしていました」

名良橋「毎年U-18からトップに昇格しているじゃないですか。その影響はありますか?」
山中監督「時期的な影響が一つは大きいと思っています。例年であれば、この時期に昇格の可能性については強化部を含めて話し合いをするんですね。通常通り進んでいれば、4月から開幕する公式戦を見て評価をしていくんですけど、今はその公式戦がなくなった状況なので、細かい段取りは決まっていないんですけども、可能な限り先延ばしにして、選手を見れるような状況を作ってくれると考えてます」


●GK佐々木雅士
名良橋「6歳からキーパーを始めて、なんで柏U-12、ジュニアのチームに入ったかというきっかけを教えてもらいたいんですけど」
佐々木「きっかけは最初の小学3年生まで少年団チームにいて、それまで何度かレイソルの試合は招待試合みたいなやつで出ていたんですけど、それでセレクションがあるのを知って、絶対に入ってやろうという気持ちはそんなに無くて、自分の今の実力を試してみたいっていうので親と相談して受けました。そうしたら受かりました」

名良橋「今、2種登録で、トップチームでの練習も参加してると思うんですけど。どうですか? トップの選手と練習をして手ごたえというか、何か掴んだところはありますか?」
佐々木「シュートはまだまだ止めれないというか、通じないところはまだまだ多いのはあります」

ワッキー「同じポジションのキーパーの先輩でもスーパーじゃない。どうですか?中村航輔、キム・スンギュ、桐畑(和繁)といっぱいいると思うけども」
佐々木「学ぶところが多すぎるし、まだまだ実力差があるんで、それを早く埋めていかなきゃなと思ってます」

名良橋「身近な目標と、佐々木選手の大きな目標というのを聞きたいんですけど」
佐々木「身近な目標はレイソルのトップチームに上がって活躍することで、大きい目標はワールドカップに出て優勝することです」

●DF杉井颯
名良橋「まず初めに現在の状況をお聞きしたいんですが、練習はどういった形で行われているんですか」
杉井「6月1日から全体練習が始まりまして、普通にグループ別とかでもなくて、普通にやってるっていう状況ですけれど、来る時にマスク着用、入る時に消毒、というところは徹底してやってます」

ワッキー「トップチームに上がったり、今ツエーゲンでやっているけども、(U-18チームの頃のように試合中)『ヨッシャー!』とか『ンナロー!』みたいなことは言えてない?どう?」
杉井「そうですね、やっぱりあのユースの頃みたいにヘディングもなかなか勝てなかったりするんで、まぁ、なかなかできてないですね、やっぱり」

名良橋「なんでレイソルからツエーゲンに移籍したのかって経緯を教えてもらいたいんですけど」
杉井「そうですね。移籍した経緯で言いますと、レイソルで3試合しか出れなくて戦力にならなかったっていうところもありましたし、そこでやっぱり出場機会を求めるところもありました。僕自身が柏レイソルで育って、ビルドアップとかゾーンディフェンスっていうのは結構自分の中でも手応えというか、『これはできるな』っていうものを感じていたんですけれど、1対1の守備だったり、対人のところだったり、カウンターっていうところが自分自身まだまだ足りないなと思いました。レイソルでやるサッカー、レイソルユースでやるサッカーとは真逆なんですけど、そこが自分には足りないっていうところを判断して、あえてそういう自分が弱いところ、弱い部分を補うために(自分が求めている環境の)チームに行こうって思っていたところ、ツエーゲン金沢さんの方からオファーを頂いたので決めました」

ワッキー「ずっと聞きたかったんだけど、憧れの選手って誰ですか?」
杉井「憧れの選手はもう1人しかいないです。大谷秀和選手。ずっと同じです。大谷選手の出身が流山市で、まずそこが一緒ですし、小学校からレイソル見てるんですけど、もうその時からずっーとキャプテンなので」

放送予定はJ SPORTS公式サイト(https://www.jsports.co.jp/football/foot/)でチェック!

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