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[MOM3195]青森山田セカンドMF内間隼介(3年)_先制弾!仕掛け、走ってアピール

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青森山田高セカンドのゲームキャプテン、MF内間隼介は先制点を奪うなどアピール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.30 スーパープリンスリーグ東北第1節 青森山田高セカンド 2-0 盛岡商高 青森山田高G] 

 勝ちたい、アピールしたいという気持ちを結果に結びつけた。青森山田高セカンドのゲームキャプテン、MF内間隼介(3年)は0-0の後半24分に均衡を破る先制ゴール。右中間からMF本田真斗(2年)の放ったシュートがファーサイドへこぼれたところを冷静にゴールへ押し込んだ。

「結果でアピールしようと思っていきました。きょうは(雨で)下が濡れていて、ファーサイドと(指揮を執ったコーチの)正木(昌宣)さんには言われていたので、しっかりとそこは詰められたと思います」。ゴールを確認すると、両手を広げてチームメートの下へダッシュ。全力でゴールを喜んでいた。

 内間は昨年度の選手権全国大会メンバー。今年は当然トップチームのスタメンを目指しているが、フィジカル面や左足クロスが課題となっており、現在は控えの立場だ。トップチーム・セカンドチームのダブルヘッダーが組まれたこの日はセカンドチームでの先発となった(盛岡商戦後に行われたトップチームの秋田U-18戦もベンチ入り)。

 だが、立ち上がりから縦、中へのドリブルで仕掛け、苦しい時間帯でも身体を張って奮闘。「勝ちたいという気持ちが強かったし、(トップチームで)試合に出たいので、それを出していこうと思って走り切りました」。正木コーチも、雨中でのチームを引っ張る姿勢を評価していた。

 内間は中学時代、RIP ACE SC(大阪)に所属。横浜FM内定の興國高(大阪)MF樺山諒乃介(3年)や国見高(長崎)の札幌内定FW中島大嘉(3年)、J注目の流通経済大柏高(千葉)GK松原颯汰(3年)らとチームメートだった。内間は「良い刺激になります。樺山と中島がしっかりとやっているので負けたくないという気持ちがあります」。この日、得意のドリブルでチャンスメークもしていた内間はアピールを続けてトップチームでのチャンスを掴み、全国大会や将来、彼らを上回る意気込みだ。

「出た試合は攻撃の起点になって、アシストとゴールは奪っていきたいと思っています」と内間。武器を磨きながら課題も改善し、トップでも、セカンドでも、出た試合で必ず結果を残す。

(取材・文 吉田太郎)
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