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[関東Rookie League]日大藤沢はGK岡本やCBアッパ奮闘。静学を無得点に封じて勝ち点1

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日大藤沢高GK岡本亜鶴は好守を連発。静岡学園高を無得点に封じた

[9.5 関東Rookie LeagueAリーグ第1節 静岡学園高 0-0 日大藤沢高 時之栖うさぎ島G] 

 静岡学園高にボールを支配される中での戦いだったが、日大藤沢高は連動した守備、身体能力秀でた期待のガーナ系CBアッパ勇輝らの奮闘もあって無失点。中でも河内健奨コーチは「一番頑張ってくれたのは岡本ですね」と守護神、GK岡本亜鶴を称賛した。
 
 FC川崎CHAMP出身の岡本は180cmGK。「前半の立ち上がり、ショートカウンターから相手の1タッチシュートを弾いてCKにしたやつとか、ああいう反応の部分は自信を持っています」と説明するように、シュートセーブは自信を持つ武器だ。

 この日の無失点については、「コロナ明けの練習試合とかでチームとして先制点をやられることが多かったので、立ち上がりからチーム全員でしっかり締めて、守備を意識できたからゼロで抑えられたと思います。DFと連動しながらシュートに対してしっかりと対応できたので良かったと思います」とチームメートたちに感謝。だが、彼が見せ続けたシュートセーブが勝ち点1をもたらしたことも間違いないだろう。

 日大藤沢には、下級生時からゴールを守るGK濱中英太郎(3年)や大型GK上村倫士(2年)という実力派の先輩GKがいる。「先輩のGKもセービングが強いので自分の足りないところとか見習っていければ近づいていけると思います」と岡本。そして、Rookie Leagueでの目標については、「強いチームが多いと思うので、自分がピンチとかで支えられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 今年の日大藤沢の1年生は、身長193cmの超大型CB森重陽介やアッパ、攻撃力高い右SB植田海音、MF野澤勇飛、MF川地皓ら力のある選手がいる。昨冬選手権ベスト16の先輩たちは17年の関東Rookie Leagueと全国ルーキーリーグ交流大会で優勝。自分たちも先輩たちのように、1年時から結果を残し、2年後に全国舞台で輝く。

(取材・文 吉田太郎)
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