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昨夏インハイ優秀選手の北越MF加藤主将、目標はチームの全国制覇と「また優秀選手に入れるように」

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北越高を牽引するMF加藤雅久主将

[9.13 プリンスリーグ北信越第2節 北越高 1-0 松本U-18 北越高G] 

 昨夏全国8強の北越高は10月17日の新潟県予選3回戦から選手権への出場権を懸けた戦いをスタートする。主将のMF加藤雅久(3年)は初戦の対戦相手が上越高に決まったことについて、「ボク、出身が上越で結構知り合いもいるんですけれども……(苦笑)、気にせず、初戦大事なので勝って勢いをつけたい」と力を込めた。

 昨年は準決勝で帝京長岡高に0-4で敗戦。後半に巻き返したが、前半の連続失点が響く結果となった。お互いに勝ち上がれば、今年も帝京長岡高と対戦する組み合わせ。それだけに主将は「(お互いに勝ち上がれば)同じ会場で帝京とやることになると思う。去年の借りを返したい」と意気込んでいる。

 加藤は昨夏のインターハイ全国8強メンバー。ボールを落ち着かせることができ、守備での頑張りも利くボランチは大会優秀選手に選出された。チームリーダーとなった今年は「(個人として)チームをまとめたり、試合の流れというのを重視して、そこで自分が引っ張ってやるというのは変わったと思います」。怪我明けでまだまだベストコンディションではなく、13日の松本U-18戦は雨中で「(今)できることを探して」守備で奮闘。これから攻撃面もより貢献していく考えだ。

「今年(全国大会)は選手権しかないので、全国出て、優勝狙って、ボク個人としてはまた優秀選手に入れるように、また上を目指していけるように頑張っていきたい」。背中でチームを牽引し、チーム、そして個人の目標も達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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