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C大阪U-18が東海大大阪仰星との決勝戦制し、スーパープリンスリーグ関西優勝!

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後半アディショナルタイム、セレッソ大阪U-18は左SB東根輝季が左足ボレーを決めて2-0

 高円宮杯JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ2020 関西は5日、順位決定戦を行った。

 グループA1位のセレッソ大阪U-18(大阪)とグループB1位・東海大大阪仰星高(大阪)との決勝戦は、前からの圧力で相手の前進を阻止する東海大大阪仰星がセットプレーなどから決定機も作る。だが、C大阪は後半10分、左サイドからボールを繋ぐと、最後はFW下川陽輝が右足シュートをねじ込んで先制。東海大仰星も怪我から復帰のMF小亀将治のドリブルシュートなどで反撃するが、C大阪はMF佐々木斗夢らが局面局面でのハードワーク、運動量を欠かさずに1-0のまま試合を進める。そして、相手の背後を突く形でチャンスを作ると、後半アディショナルタイムには交代出場の19年U-17日本代表候補MF近藤蔵波の右足FKのこぼれ球を同じく交代出場の左SB東根輝季が左足ダイレクトボレーで決めて2-0。C大阪がスーパープリンスリーグ2020 関西の頂点に立った。

 3、4位決定戦はMF竹腰智也ら2年生メンバーで臨んだ選手権出場校・履正社高(大阪)が、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と真っ向勝負。後半10分にMF那須大雅が挙げた1点を最後は粘り強く守り抜いて1-0で勝利した。5、6位決定戦は阪南大高(大阪)がFW辰巳悠河の先制点などによって、U-17日本代表候補FW木原励ら1、2年生メンバーで臨んだ選手権出場校・京都橘高(京都)に4-2で快勝した。

 選手権予選の再戦となった7、8位決定戦は、0-0でPK戦に突入。興國高(大阪)がGK田川智樹(横浜FM内定)の2本をストップする活躍によって、大阪桐蔭高(大阪)に雪辱勝利を果たした。9、10位決定戦は、ガンバ大阪ユース(大阪)がMF浅野直希とU-16日本代表FW南野遙海のゴールなどによって京都サンガF.C.U-18(京都)に3-1で勝利した。

 金光大阪高(大阪)と三田学園高(兵庫)によって争われた11、12位決定戦は、金光大阪がMF石塚琉唯の2ゴールによって逆転。追いつかれたものの、PK戦の末、勝利している。13、14位決定戦は前半にMF高宮悠斗とFW増田哲平のゴールで2点を先取した大阪産大附高(大阪)が、大学受験組を除く3年生で臨んだ選手権出場校・初芝橋本高(和歌山)に2-0で勝った。

【決勝】
[J-GREEN堺 S1]
C大阪U-18 2-0 東海大大阪仰星
[大]下川陽輝(55分)、東根輝季(90分+1)

【3、4位決定戦】
[J-GREEN堺 S2]
履正社 1-0 神戸U-18
[履]那須大雅(55分)

【5、6位決定戦】
[J-GREEN堺 S4]
京都橘 2-4 阪南大高
[京]芳賀海斗(83分)、奥村真弘(87分)
[阪]辰巳悠河(41分)、稲葉塁(45分)、櫻井文陽(55分)、石川己純(67分)

【7、8位決定戦】
[J-GREEN堺 S5]
興國 0-0(PK3-1)大阪桐蔭

【9、10位決定戦】
[J-GREEN堺 S2]
京都U-18 1-3 G大阪ユース
[京]平賀大空(62分)
[G]浅野直希(32分)、南野遙海(34分)、加藤翼(77分)

【11、12位決定戦】
[J-GREEN堺 S4]
金光大阪 2-2(PK5-4)三田学園
[金]石塚琉唯2(49、51分)
[三]新井生(6分)、長野壮(66分)

【13、14位決定戦】
[J-GREEN堺 S5]
初芝橋本 0-2 大阪産大附
[大]高宮悠斗(16分)、増田哲平(45分+2)

後半アディショナルタイム、左SB東根輝季のゴールを喜ぶセレッソ大阪U-18イレブン


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