関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨く「2020 関東Rookie League」は11月23日の閉幕後、各賞受賞者を発表した。A Leagueの得点王は11得点の桐光学園高(神奈川)FW菅江陸斗(横浜FC鶴見ジュニアユース出身)が獲得。鋭いドリブル、抜け出しからのシュートやミドルシュートなどで得点を重ねた菅江が「2020 関東Rookie League」の感想や今後の意気込みを語った。

―最終戦(対前橋商高)の4得点で逆転得点王。
「(前の試合の)前橋育英戦で1点獲れて多分、流経大柏の小西(脩斗)君と並んだと思ったので、ここでいっぱい点獲らないと得点王になれないと思ったので、しっかりと4点獲れて得点王になれたので良かったです」

―4得点については?
「前半は相手が結構ちゃんと守ってきて、ヤバいと思ったんですけれども、後半に相手の隙を突いて4点を決め切ることができたので、良かったです」

―成長した大会に。
「ルーキーリーグで色々なレベルの相手でもしっかりと点を獲れるというところは自信になりました。いつもだったらできない相手とできて、課題とか逆に自信になったところとか、色々なことを学ぶことができて良い大会でした」

―現在のストロングポイントと課題は?
「自分の長所はターンからのミドルのところからのシュートの精度で、直したいところは前で収めることができていない。時間を作れるようになったら、自分でタメを作りながらシュートを狙って行ける選手になりたい」

―今後の目標について教えて下さい。
「来年、選手権で絶対に全国に出て点を獲って注目選手になれるようにしたい」

―目標としている選手は?
「自分とちょっと似ている、目指したいなと思う選手が香川真司選手。狭いスペースで受けて、シュートを自分で決めれて、味方も活かせるからです」

(取材・文　吉田太郎)

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