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新生・山梨学院がまず1冠!山梨県新人戦で3年ぶりV

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後半10分、10番MF大島悠斗のゴールを喜ぶ山梨学院高イレブン

 令和2年度山梨県下高校サッカー新人大会決勝と3位決定戦が6日に行われ、山梨学院高が3年ぶりに優勝した。

 山梨学院は、11年ぶりの日本一に輝いた選手権のメンバー外だった2年生が中心になって新人戦タイトルにチャレンジ。選手権期間中に悔しい思いを持ってトレーニングして来た選手たちが力を発揮し、日本航空高との決勝を2-0で制した。前半はサイドから決定機を作る一方、切り替えの部分が甘く、日本航空のMF小幡來豊(2年)らの繋ぐ上手さとMF糸房珠希(2年)の縦への仕掛けなどに押し込まれる時間帯も。だが、36分に右サイドの崩しからFW戸巻友太(2年)が先制点をねじ込む。

 さらに後半10分には、10番MF大島悠斗(2年)が左足のコントロールショットを鮮やかに決めて2-0と突き放した。山梨学院はMF吉本堅翔(1年)や右SB柴田元(2年)が推進力のある動き。また、187cmCB小林士恩(2年)を中心とした最終ラインも強さを発揮した。

 後半13分以降は選手権優秀選手のMF谷口航大(2年)やFW茂木秀人イファイン(2年)ら選手権メンバーを投入。追加点を奪えずに課題を残したものの、彼らによって切り替えの速さ、球際の強度の上がった後半は相手にチャンスを作らせず、新人戦タイトルを獲得している。

 なお、3位決定戦は帝京三高が1-0で勝利。前半は韮崎高のFW鈴木斗真(2年)らの切り替え速い攻守に苦しむシーンもあったが、ボールを繋ぎ続け、後半4分に左サイドを10番MF小林凜太郎(2年)、左SB安原太洋主将(2年)、MF木村颯太(2年)の3人で崩して勝利している。

【山梨】
[決勝]
日本航空高 0-2 山梨学院高

[3位決定戦]
韮崎高 0-1 帝京三高

[準決勝]
韮崎高 1-3 日本航空高
帝京三高 1-1(PK6-7)山梨学院高

[準々決勝]
韮崎高 1-0 甲府商高
北杜高 1-2 日本航空高
帝京三高 3-0 駿台甲府高
甲府工高 0-1 山梨学院高

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