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[MOM3797]清水桜が丘MF村松拓磨(3年)_初戦前半途中交代、前節は…。悔しさも糧に決める力発揮!

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後半20分、清水桜が丘高MF村松拓磨が右足で決勝点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.16 高円宮杯プリンスリーグ東海第3節 富士市立高 0-1 清水桜が丘高 富士市立高G]

 開幕戦は先発出場も25分間で交代。前節はベンチ外だった。再び先発のチャンスを得たMF村松拓磨(3年=FC桜が丘出身)が試合を決める力を発揮し、清水桜が丘高を勝利へ導いた。

 清水桜が丘の片瀬晴城監督は「一流の子って最後に点獲れる子。それがやれないと。勝つには、勝ち切るには、当然のところで当然決める力が欲しい」という。この試合、前半の決定機を逸するなど課題も残った清水桜が丘だが、指揮官が決める力の持ち主として期待するMFが決勝点を挙げた。

 後半半ば、清水桜が丘は連続攻撃を受ける時間が続いていたが、右サイドでFW松井胡太郎(3年)が粘って押し返す。そして20分、その松井の右クロスのこぼれ球を村松が正確なボールコントロール。「一つめ(ファーストタッチ)っていつも(片瀬)監督に言われていて、一つめを上手く止められて、それで時間ができて、GKの位置を確認して上を狙って蹴りました」。思い通りのシュートではなかったというものの、GK頭上を突いた一撃が見事にゴールネットを揺らした。

 村松は「チームとしても凄く点の欲しい時間帯だったので、入って良かった。いつも『誰かが得点に責任持ってやらないといけない』と言われていて、この2試合(チームを勝たせる)点を獲れていなかったので、そこで自分がやらないといけないと思っていました」。トレーニング、自主練でも決めることを意識。勝負を決める一撃で今季初白星をもたらした3年生ボランチは、ゴール以外の部分での活躍も光った。

 前半から相手の縦パスやトラップした後に狙いを定めてインターセプトの回数を増加。CBとの挟み込みでも健闘していた。加えて、奪ったボールを保持したり、素早く正確にサイドへ散らしたり、FWを追い越してクロスも。片瀬監督は「速い子が多いから、あそこでゆっくりできれば良い。テンポをポッと変えることを期待している」というボランチは、悪癖のボールを持ちすぎてしまうことを出さないように意識しながらプレーしていた。

 得点後、チーム全体が攻撃の落ち着きを欠く展開となってしまったことは反省点。それでも、今後の活躍に繋がる試合となりそうだ。「個人としてはきょうのシュートみたいな、ああいう場面を増やして行って貢献できるように頑張っていきたい」。攻撃面はMFケビン・デ・ブライネ、守備面はMFエンゴロ・カンテが参考。悔しさもエネルギーに躍動したMFは、この日のようなプレーを続けて一つでも多くの白星に貢献する。
 
(取材・文 吉田太郎)
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