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[MOM3805]西武台FW竹内奏海(1年)_得点王掲げるFWが堅守・矢板中央から先制点

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西武台高FW竹内奏海は先制点を決めたほか、ハードワークでも勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.23 関東Rookie LeagueAリーグ第1節 西武台高 2-1 矢板中央高 時之栖裾野G]

 前半、ゴール前のシーンを増やしていた西武台高だが、堅守・矢板中央高の守りは鉄壁。シュートを次々とブロックされて1点を奪えないまま前半が終わろうとしていた。それでも、「得点王になれるように頑張ります」と語る背番号9、FW竹内奏海(1年=大宮アルディージャU15)がそのゴールをこじ開ける。

 前半44分、クロスをFW遠藤秀悟が落とすと、竹内が右足ダイレクトで先制点。「(DFが堅いため、)相手を抜かずにゴールが見えたら打とうという気持ちでした。相手もとても強いんで嬉しかったです」という一撃で待望の1点をもたらした。

 相手の背後を取る動きと決定力が特徴。この日は前線からの守備や泥臭くボールを収める部分でも健闘していた。大宮U15からU18チームに昇格できなかった悔しさを持って西武台へ進学したFWはまず、チームを勝たせる活躍。中学時代の同期で大宮U18へ昇格した“半端ない”190cmFW磯崎麻玖らに負けないように努力を続けていく。

「見て欲しいところは、DFが持った時の裏への抜け出しと決定力です。古橋亨梧選手みたいに裏抜けで世界でも活躍できるような選手になりたいです」と竹内。武器を磨き上げて目標とする姿に近づく。

(取材・文 吉田太郎)
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