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[球蹴男児 U-16]GK歴はわずかも能力高く期待の守護神、長崎総科大附GK城所華輝

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長崎総合科学大高GK城所華輝は存在感ある動き

[5.4 球蹴男児 U-16D1第2節 長崎総合科学大附高 1-3 九州国際大付高 大津町運動公園球技場]

 長崎総合科学大高の城所華輝(1年=町田JFC出身)は中学1年時にフィールドプレーヤーからGKへ転向。チームメートの怪我によってスタートしたというGK生活だが、そのポジションでセンスを発揮し、強豪校から誘いを受ける存在となった。

 1-3で敗れたこの日のプレーについては、「自分コーチングの足りなさとかもあって裏に抜かれちゃったというのもあったし、そこで出るタイミングも自分も遅くて、何回かミスが重なってしまうゲームになってしまいました」と首を振る。

 経験面はこれからだが、自信を持つ跳躍力と179cmの高さを活かしたハイボールの処理や、鋭いシュートストップ、そして「キックで背後に繋げたり、背後が埋められていたらピンポイントに仲間に当てたりというのは自分の特長」という足元も魅力。チームからの期待値も高いGKは、ゴール前で存在感のある動きを見せていた。

「後ろから自分が引っ張って、チームが自分についてきて信頼されるようなGKになりたい。自分が(Aチームの)スタメンを取って、もっと周りをまとめて、チームの一員として勝利に貢献できたら良い。(今後は)世代別代表に入って、そこからプロや海外に行けたら良い」。

 現在は味方のチャレンジ&カバー、その先まで考えてコーチング。バルセロナGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの飛び出すタイミングやキックを参考に力を磨き、Aチームのメンバー入り、先発奪取を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
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