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[球蹴男児 U-16]前からの守備でリズムの宮崎日大が佐賀商に2-0勝利

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前半43分、宮崎日大高がMF中村蒼(左端)の先制点を喜ぶ

[5.4 球蹴男児 U-16D2第1節 宮崎日大高 2-0 佐賀商高 大津町運動公園多目的広場]

 4日、2022 球蹴男児U-16リーグDivision2第1節で宮崎日大高(宮崎)と佐賀商高(佐賀)が激突。宮崎日大が2-0で勝った。

 前半、宮崎日大はいずれもAチームでプレーするMF中村蒼、MF渡邉星渚斗、MF小寺卯大良のトライアングルを中心とした攻撃でサイドを切り崩すなどチャンスを創出。だが、佐賀商もCB條島琥太郎やGK横尾諺亮がゴール前の局面で踏ん張るなど0-0で試合を進める。

 それでも、中村が「前から行く守備をウチはやっていて、それが出た試合かなと。まだ課題はあるんですけれども、その守備ができたと思います」と振り返ったように、宮崎日大は前からの守備で主導権を握り続け、前半終了間際に先制点を奪う。

 43分、CB中谷凌也のロングパスに反応した中村が胸トラップからの左足シュートでゴールを破る。宮崎日大は後半4分にも自陣からのFKでFW山岡俊之が抜け出し、右足でゴール。佐賀商を突き放した。

「みんな個の技術もあって仲が良い」(MF宝蔵寺晴)という佐賀商も、ショートパスを繋いで反撃。前線でボールを収めるFW吉田淳人やトップ下の位置で巧みなポジションニングを見せる宝蔵寺に、攻撃のテンポを変えるMF宮原一真らが絡む形でシュートシーンを作り出す。

 そして、サイドからゴール前へ潜り込むMF宝蔵寺颯やパンチ力のあるMF森拓斗がシュート。だが、宮崎日大は的確なシュートブロックを見せるDF陣やGK岡崎真斗中心に堅い。中村は「DFラインがよく無失点で抑えてくれたと思います」と感謝。逆にMF小濱良英のスピードを活かした攻撃などから追加点のチャンスを作り出していた宮崎日大が、2-0で開幕戦を制した。

(取材・文 吉田太郎)
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