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[MOM3982]東山MF清水楓之介(3年)_好調なアタッカーが青森山田から先制ゴール!

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後半6分、東山高MF清水楓之介が右足で先制ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 U-18青森ユースフェスティバル準決勝 青森山田高 1-2 東山高 青森山田高G]

「今日の試合だけじゃなくて良い。利いてくれている。アイツは良いです。今日は弱気なところもありましたけれど、推進力もあるし、黒子にもなってくれている」

 東山高(京都)は、昨年度夏冬の全国大会で敗れている宿敵・青森山田高(青森)を2-1で撃破。福重良一監督はマン・オブ・ザ・マッチにMF清水楓之介(3年=セレッソ大阪西U-15出身)の名を挙げた。

 この日、清水は貴重な先制点でチームを勢いづけた。後半6分、FW豊嶋蓮央(3年)の折り返しを右足でゴールへ。「後半の最初、自分たちの流れが来ていて、みんなで繋いだボールを最後決め切れたのは良かった。(ゴールは)練習通りです」と喜ぶ。

 前半はチャンスがありながらも決め切れなかったことを反省する。だが、技術力の高さを活かしてビルドアップに絡み、中へ潜り込んでのドリブルからラストパスも。守備面でもハードワークを継続し、打倒・青森山田の大きな力になった。

 得意な動きは「カットインからのシュートとか、それを活かしての縦へのドリブル」。左サイドでのプレーを得意とする一方、インターハイ予選はボランチとしてプレーしている万能型だ。

 インターハイの全国大会は帝京長岡高(新潟)戦で同点ゴール。現在は安定してパフォーマンスが良く、ピッチで活躍を続けている。その中で芽生えてきている新たな自覚。「点も決め続けれていて、自分に自信を持てていることが繋がっていると思います。チームを勝たせるために点を決めるのはもちろんなんですけれども、チームの雰囲気が悪い時に鼓舞したりやっていかないといけない」。プレー以外の面でも、チームを引っ張ることを自分に求めて行く。

 C大阪のアカデミー出身で憧れの選手はMF香川真司。U18青森ユースサッカーフェスティバル決勝でも中心選手の活躍を見せ、勝って大会を終える。

(取材・文 吉田太郎)

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