関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨いた「2022 関東Rookie League」は、全日程終了後に各賞受賞者を発表した。CリーグのMVPは、優勝した東海大相模高(神奈川)のDF佐藤碧(横須賀シーガルズU15出身)が受賞。すでにトップチームで先発を務める佐藤は、対人の強さや左足クロスを武器にチームの優勝、Bリーグ昇格に貢献した。その佐藤が、「2022 関東Rookie League」の感想や今後の意気込みを語った。

―MVPに選ばれた感想を教えて下さい。
「選ばれると思っていなかったんですけれども、トップでやっているので、少しはチームのことを支えたり、みんなのことを引っ張っていけたので、そこがMVPとかに繋がったと思います」

―リーグ戦でできたことは?
「チームのために自分の特長を活かして、最低限のことをやり、全力を尽くしました。自分は左利きでクロスとか、バックなんですけれども攻撃が結構得意なのでそこを活かせるようにしました」

―課題は?
「チームとしての課題は決めれるところで決められなかったり、あと守備の強度が緩かったところです。個人としてはもっとチームを支えたり、自分の守備の役割をしっかりやるとか、カバーがまだ遅かったので、そのところだと思います」

―優勝できた要因は?
「みんなが一戦一戦強く戦えて、勝とうとした気持ちが高かったかなと思います」

―次の1年生に良いプレゼントができた。
「来年、頑張ってもらいたいです」

―他の選手に負けたくないところは?
「身体だったり、個のところでしっかりぶつかって負けないようにしたい」

―先輩のDF山口竜弥選手(東京V)がプロで頑張っているが、今後の目標は?
「同じ高校で、同じポジションでプロになっている人がいるので目標に頑張っていきたいです」

―高校3年間で成し遂げたいことは?
「まずは神奈川でみんなで勝って全国に行きたいです」

―好きな選手は?
「海外でマルセロ選手なんですけれども、サイドバックなんですけれどもテクニックがとてもあって、攻撃がとても上手いのでそれを目標にしています」

―今後、どのような選手になっていきたい?
「バックだけど攻撃も守備も両方できて、もっと得点に絡める選手になりたいです」

(取材・文　吉田太郎)

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