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[鹿児島ユース(U-17)フェスティバル]県1部リーグ18発の神村学園FW神谷秀太、憧れの先輩FWに「追いつけるように頑張りたい」

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来季の活躍を目指す神村学園高FW神谷秀太(2年=アリーバFC出身)

[12.25 鹿児島ユース(U-17)フェスティバル 尚志高 1-0 神村学園高 日置市吹上人工芝G]

「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」は25日、予選リーグ2日目を行った。来季プレミアリーグ昇格を決めている神村学園高(鹿児島)は、選手権メンバーこそ不在だが、新チームの主力候補の選手たちが参戦。予選リーグは第3節の四国学院大香川西高戦で7得点を奪うなど2勝1敗で首位通過した。

 第2節の尚志高戦では県1部リーグで18得点のFW神谷秀太(2年)らが先発。入りが悪かったものの、徐々に流れを取り戻し、MF平木駿(2年)とMF真喜志孔明(2年)のダブルボランチを軸にテンポ良くボールを動かして相手陣内へ侵入した。また、最終ラインではCB長沼政宗(2年)が攻守両面で能力の高さを発揮。GK照屋颯大(2年)のシュートストップやDF陣の粘り強い守備で1失点のみだったが、攻撃面で最後の質を欠くなど0-1で敗れた。

 神谷は怪我もあって選手権メンバーから外れたものの、高い得点感覚を持つストライカー。結果を残し、来季へのアピールを目指している。その神谷が「誰にも負けない強み」や「23年シーズンの目標」、「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」で得たいことなどについて語った。

●神村学園高FW神谷秀太(2年=アリーバFC出身)
―尚志戦の感想を教えて下さい。
「FWとしてチャンスがありながら決められなかったので、それはまた次の試合で取れれば良いなと思います。チームとしても立ち上がりが悪くてそこで相手にペースを作られてしまったので、そこがいつも課題なので改善していきたいと思います」

―「第1回鹿児島ユース(U-17)サッカーフェスティバル」から持ち帰りたいことは?
「こんな強いチームとできることはそんなに無い。来年、プレミアでできるということもあって、ここで自分の力が通用すれば来年も頑張れるのかなというところで、自分の力を試すということでも良いかなと思います」

―アピールのチャンス。
「選手権に入れなかったのでチャレンジャーというか、もっともっと頑張っていかないといけないと思っています」

―自分の誰にも負けていない武器、ストロングポイントは?
「ゴール前でのゴールの嗅覚というか、そういうのは今年一年で結構成長できたと思います。ボール収めるところや身体の使い方が上手くなったと思います」

―参考とするFWもいる。
「(福田)師王さん。全てが自分よりも上回っているというか。FWとして必要なモノを全て持っているような感じなので追いつけるように頑張りたい」

―県リーグでたくさん点を決めているけれど、22年はどのような一年だった?
「(県1部)リーグは18得点です。怪我も結構あったのでそれがなかったらもっとプレーできたと思うので、怪我には気をつけたい。選手権の選考の期間にちょうど怪我してしまったので悔しいです」

―新チームはどんなチームになりそう?
「身体はそんなに大きくないんですけれども、足元は一個上の先輩にも全然負けずにできると思う。あと、みんな仲も良いのでコミュニケーション良くできるかなと思います」

―トップで先発の西丸道人君とかライバルになる。
「ですね。でも、普通プレーとか合うので。負けないように頑張ろうと思います」


―23年はどのような一年にしたい?
「プレミアももちろんですし、選手権でまだ今年は始まっていないですけれども、(大迫)塁さんや師王さんがいる中での記録を超えられるようにしたい。(個人としては)プレミアでたくさん点を取れるように。得点ランキングに入っていけるようにしたいなと思います。(2桁)目指していきたい」

―今後はどのような選手になりたい?
「師王さんとは持ち味が違うので。師王さんはビルドアップの組み立てに入ったりするんですけれども、自分もそこに入りながらももっとゴールにこだわっていく。得点にもっと係わっていきたいと思います。(憧れは)師王さんです。やばいです。(将来は)良い大学に行ってプロとか目指せるように頑張っていきたい」

(取材・文 吉田太郎)

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