[船橋招待]矢板中央は“苦労のスタート”も全力プレーと努力を続けて必ず羽ばたく
矢板中央高(栃木)は我慢の日々を必ず結果に結びつける。09、17、19、21年度の全国高校選手権で3位。昨年もインターハイで開催地第1代表の徳島市立高(徳島)やシード校の東山高(京都)を破り、過去最高成績の8強入りを果たした。準々決勝で前橋育英高(群馬)に敗れたものの、優勝校から唯一の1得点を奪取。だが、選手権予選は準決勝(対宇都宮短大附高)でPK戦の末に敗れ、連覇が5でストップした。
新チームも、県新人戦準決勝で選手権全国8強の佐野日大高に2-3で惜敗。悔しいスタートとなっているが、第28回船橋招待U-18サッカー大会(千葉、3月24~26日)では、最終的に2位に入った熊本U-18(熊本)と1-1で引き分け、優勝した東福岡高(福岡)戦も終了間際の失点による0-1の惜敗だった。
また、千葉U-18(千葉)に4-1で快勝するなど前向きな内容と結果。メンバーは昨年から大きく入れ替わったものの、インターハイ8強を経験したCB梶谷皇光斗(新3年)とCB庄司碧月(新3年)の両DFは、指揮を執った金子文三コーチも「(伸びしろが大きく)将来性があると思います」と期待感を口にする存在で、ブレイク候補の大型DF清水陽(新2年)やMF小森輝星(新3年)といった実力派がいる。
また、怪我のMF井上拓実主将(新3年)はベンチ後方から身を乗り出すかのようにチームを鼓舞。雨中の戦いでもサブの選手を含めて雰囲気が良く、伝統の堅守、ダイナミックな攻撃を後押ししていた。
金子コーチは「今年のチームは、チーム立ち上げ当初から苦労ばかりしているチームです。しかし、そんな中でも彼等は『勝ちたい』『上手くなりたい』『強くなりたい』というモチベーションが冷める事はありません。むしろ日々向上していて、いつも元気だけはあります」と期待を寄せる。
そして、「いつかこの苦しい時期がジワジワと腹の奥底から効いてきて、華開く瞬間が来ると信じて厳しいトレーニングを毎日しています。指導者としては、彼等の全力プレーを見ていただけたら嬉しいです」とコメント。シーズンを通して全力プレーと成長を続け、全国舞台で躍動する。
(取材・文 吉田太郎)
新チームも、県新人戦準決勝で選手権全国8強の佐野日大高に2-3で惜敗。悔しいスタートとなっているが、第28回船橋招待U-18サッカー大会(千葉、3月24~26日)では、最終的に2位に入った熊本U-18(熊本)と1-1で引き分け、優勝した東福岡高(福岡)戦も終了間際の失点による0-1の惜敗だった。
また、千葉U-18(千葉)に4-1で快勝するなど前向きな内容と結果。メンバーは昨年から大きく入れ替わったものの、インターハイ8強を経験したCB梶谷皇光斗(新3年)とCB庄司碧月(新3年)の両DFは、指揮を執った金子文三コーチも「(伸びしろが大きく)将来性があると思います」と期待感を口にする存在で、ブレイク候補の大型DF清水陽(新2年)やMF小森輝星(新3年)といった実力派がいる。
また、怪我のMF井上拓実主将(新3年)はベンチ後方から身を乗り出すかのようにチームを鼓舞。雨中の戦いでもサブの選手を含めて雰囲気が良く、伝統の堅守、ダイナミックな攻撃を後押ししていた。
金子コーチは「今年のチームは、チーム立ち上げ当初から苦労ばかりしているチームです。しかし、そんな中でも彼等は『勝ちたい』『上手くなりたい』『強くなりたい』というモチベーションが冷める事はありません。むしろ日々向上していて、いつも元気だけはあります」と期待を寄せる。
そして、「いつかこの苦しい時期がジワジワと腹の奥底から効いてきて、華開く瞬間が来ると信じて厳しいトレーニングを毎日しています。指導者としては、彼等の全力プレーを見ていただけたら嬉しいです」とコメント。シーズンを通して全力プレーと成長を続け、全国舞台で躍動する。
(取材・文 吉田太郎)