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[MOM4275]東海大大阪仰星FW青木京志(1年)_得意のヘッドで決勝点。「みんなで勝てた試合」

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東海大大阪仰星高FW青木京志(1年=宇治FC出身)は決勝点。体の強さを活かし、前線で奮闘した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.30 関西 U-16 ~Groeien~G1第1節 東海大大阪仰星高 1-0 履正社高 ダイセル播磨光都第1G]

「自分の良さも体の強さとか、ヘディングシュートとか強みなので、そのヘディングシュートでゴールを決められたことが一番良かった」

 東海大大阪仰星高(大阪)は前半14分、MF宮谷咲志のCKからFW青木京志(1年=宇治FC出身)が決勝ヘッド。値千金のゴールを決めたストライカーが、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

「ファーよりもちょっと手前の真ん中辺りで構えていて、フリーだったんでそのままゴールに流し込もうと。あまりマークついていなくて。仲間が(スペースを作るために上手く)抑えてくれた」と感謝した。

 憧れはマンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランド。小学生の頃からヘディングでゴールを決めることが多く、フィジカルの強さにも自信を持ってきた。その武器については、チームメートのCB松田幸太朗も「ヘディング強くて、体も強いので収められる」と信頼を寄せる。

 この日はその体の強さを活かし、前線でロングボールを収めてキープ。「(今日は)体の強さとかそこが一番出せた」と頷く。だが、ゴールシーンと同じく、勝てたことも仲間たちのお蔭。「最後の方は体力面であまり走れていなかったので、そこが課題だったけれどチームの仲間がカバーしてくれたのでみんなで勝てた試合」と感謝した。

 東海大仰星には、「初めて試合した時にヘディングの強さとか活かすためにはこの高校が良いかなと」と進学を決意。入学からの1か月で私生活の面を含めて成長を実感している。「1年間の目標は、グロイエンは最低でも残留で行けるならば全国。今後3年間は自分がFWとしてピッチに立って、チームを勝たせられる選手になって全国を目指して行きたい」と力を込めた。この日のような活躍で東海大仰星に多くの白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)

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