[MOM5021]静岡学園FW上田悠世(2年)_準決勝の2ゴールで県新人戦計11発。ゴールに向かう姿勢、多彩なシュートで相手の脅威に
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.25 静岡県高校新人大会準決勝 静岡学園高 3-1 藤枝明誠高 愛鷹]
県新人大会5試合で計11ゴール。静岡学園高のFW上田悠世(2年=千里丘FC出身)が新チーム最初の公式戦で得点を量産している。
この日は前半37分にペナルティアーク付近で相手と入れ替わり、そのまま左足で先制ゴール。また、1-1の後半26分には左CKをニアからのヘッドで決め、「結構、新人戦でもああいう形で点取ってるシーンがあったんで、自分の得意なところで決められた」と喜んだ。
前半には相手の寄せが甘いと見るや、トラップで前を向き、DFの前に潜り込んでポスト直撃のシュート。指揮を執った齊藤興龍部長が、「もうほんとにゴールに向かっていく姿勢が凄く強いので、そこが1番の良さですかね。しつこくゴールに向かっていける」という上田はゴールへ向かう動き、そして「どの形でも打てるように練習している」というシュートで藤枝明誠高の脅威になった。
昨年もプレミアリーグなどで出場チャンスを掴み、力強い動きを見せていたが、「消極的にやってしまっていた。自分の持ち味を活かすために味方とコミュニケーション取ったりもっとしていけば去年も出れたかなと思います」と反省。千里丘FC時代からのチームメイトで、U-16日本代表に選ばれているMF山縣優翔(2年)や、ともに選手権で先発を務めてU-17日本高校選抜候補入りしたGK有竹拓海(2年)とMF篠塚怜音(2年)らの活躍は刺激になっている。
今大会は彼らに負けじと積極的なプレーで連発中だ。オフ・ザ・ボールはFW古橋亨梧(セルティック)、得点パターンの多さはロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)が理想形。そして、よりミスをなくし、自分が決めるだけでなく、周りの選手も活かせるストライカーになることが目標だ。
静岡学園進学後に相手をドリブルで剥がすことができるようになってきたというFWは、「前で凄い頼りになる人がいたら多分チームとしても助かると思うんで、僕もそういう存在になりたいです」。2年前のエースストライカーで、チームを救うようなゴールを連発していたFW神田奏真(現川崎F)は「凄い憧れてます」という存在。日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)に似た名も持つストライカーが、決勝でも決めて静学の新エースストライカーの座を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)
[1.25 静岡県高校新人大会準決勝 静岡学園高 3-1 藤枝明誠高 愛鷹]
県新人大会5試合で計11ゴール。静岡学園高のFW上田悠世(2年=千里丘FC出身)が新チーム最初の公式戦で得点を量産している。
この日は前半37分にペナルティアーク付近で相手と入れ替わり、そのまま左足で先制ゴール。また、1-1の後半26分には左CKをニアからのヘッドで決め、「結構、新人戦でもああいう形で点取ってるシーンがあったんで、自分の得意なところで決められた」と喜んだ。
前半には相手の寄せが甘いと見るや、トラップで前を向き、DFの前に潜り込んでポスト直撃のシュート。指揮を執った齊藤興龍部長が、「もうほんとにゴールに向かっていく姿勢が凄く強いので、そこが1番の良さですかね。しつこくゴールに向かっていける」という上田はゴールへ向かう動き、そして「どの形でも打てるように練習している」というシュートで藤枝明誠高の脅威になった。
昨年もプレミアリーグなどで出場チャンスを掴み、力強い動きを見せていたが、「消極的にやってしまっていた。自分の持ち味を活かすために味方とコミュニケーション取ったりもっとしていけば去年も出れたかなと思います」と反省。千里丘FC時代からのチームメイトで、U-16日本代表に選ばれているMF山縣優翔(2年)や、ともに選手権で先発を務めてU-17日本高校選抜候補入りしたGK有竹拓海(2年)とMF篠塚怜音(2年)らの活躍は刺激になっている。
今大会は彼らに負けじと積極的なプレーで連発中だ。オフ・ザ・ボールはFW古橋亨梧(セルティック)、得点パターンの多さはロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)が理想形。そして、よりミスをなくし、自分が決めるだけでなく、周りの選手も活かせるストライカーになることが目標だ。
静岡学園進学後に相手をドリブルで剥がすことができるようになってきたというFWは、「前で凄い頼りになる人がいたら多分チームとしても助かると思うんで、僕もそういう存在になりたいです」。2年前のエースストライカーで、チームを救うようなゴールを連発していたFW神田奏真(現川崎F)は「凄い憧れてます」という存在。日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)に似た名も持つストライカーが、決勝でも決めて静学の新エースストライカーの座を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)