[MOM5028]東福岡GK青木琥汰郎(2年)_ 恩師の言葉に応え、ライバル相手に大活躍。前半から好守続け、PK戦で2本ストップ!
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.17 九州高校新人大会準々決勝 大津高 1-1(PK5-6)東福岡高 SAGAサンライズパーク(北)]
プレミアリーグ勢同士のライバル対決。東福岡高(福岡1)GK青木琥汰郎(2年=春日イーグルス出身)が恩師のメッセージに応えるパフォーマンスで、大津高(熊本1)戦勝利へ導いた。
風下の前半、相手にシュートを打たれるシーンが徐々に増加。だが、青木は前半22分に枠を捉えてきたドリブルシュートを好反応で弾き出す。直後には目前のDFに当たってコースの変わったシュートを再びセーブ。「今日は自分、何か動けてるなとか、調子いい日だなって」感じたという守護神は、強風の中で安定したプレーを続け、PK戦でヒーローになった。
味方が後半終了間際の同点弾で追いついて迎えたPK戦。大津GK村上葵(2年)に先に止められたが、直後の4人目、青木が右への跳躍で止め返す。東福岡は決めれば勝利の7人目のシュートを大津GK村上葵に止められてしまい、8人目へ。だが、ここで青木が左への跳躍から足で止めると、最後はMF宇都宮夢人(2年)が決めて東福岡が勝利した。
青木は「(8人目は)絶対自分がここ止めて、次のキッカーにも楽になってもらおうっていう風に思ってたんで、そこをしっかり止めれたんで良かったです。(PK戦は)先に大津高校さんに止められてちょっと焦りはあったんですけど、しっかり集中切らさず、平岡(道浩)先生とか、(GKコーチの)神山(竜一)さんから、ずっと『最後まで我慢して動け』っていう風には言われてたんで、そこを意識して、しっかり我慢して止めることができたんで良かったと思います」と微笑んだ。
九州のライバルであり、プレミアリーグWESTのライバルでもある大津戦。青木はその相手に対して前半からファインセーブを見せ、PK戦でも躍動した。「神山さんから、『プレミアで次戦う時に、このGKと次戦うってなったら嫌だなっていう印象を持たせるぐらいのプレーをしよう』ていう風にアドバイスを頂いたので、そこをしっかり意識ししつつ、課題ももちろんあったんですけど、しっかりと、堂々と、プレーできたので良かったかなと思います」。相手に嫌なイメージを植え付けたと同時に、意識しているGKとの勝負で勝ったことを喜んだ。
大津のGK村上葵はU-17日本高校選抜候補の守護神。絶対に勝ちたい相手だったという。「そこはちょっと意識したっていうか、耳には入ってたんで。やっぱり自分の名を上げるためにも、絶対に負けられない相手だったと思うんで、しっかりPKで勝てて良かったです」。村上葵もビッグセーブを見せていたが、自身も負けずに活躍して白星を勝ち取った。
選手権では先輩GK後藤洸太(3年)の活躍もあって全国3位。昨年はGK陣の絆が強い代だったという。青木は優しい先輩たちからのアドバイスも受けながら成長。選手権時のPK練習では「結構、PK止めていたんです」と平岡監督は明かす。この日は先輩たちとの日常で培った力を発揮した。その青木は、周囲の声を見返したいという思いも持っている。
190cmで全国でもトップクラスの守護神だった後藤に対し、青木は登録身長181cm。「歴代のGKと比べて身長が低い方。正直、課題っていうか、“不安要素”って言われていて、やっぱその言葉聞いた時に、『絶対、もう見返してやる』っていうか、反骨心が出て、その気持ちを常に持ちながら練習に取り組んできました。今年も絶対去年みたいに、なんならもう去年を超えてやるぐらいの守備を自分が中心となって作っていきたいっていう風に思っていたので、今日、1つそういう試合がこの大津戦でできたっていうことは、自分にとっても、チームにとっても大きかった」。反骨心を持って自身を進化させてきた青木は続く佐賀東高(佐賀1)との準決勝も1-0で勝利。決勝も自分が中心になって勝利し、九州タイトルを勝ち取って“評価を覆す”。






(取材・文 吉田太郎)
[2.17 九州高校新人大会準々決勝 大津高 1-1(PK5-6)東福岡高 SAGAサンライズパーク(北)]
プレミアリーグ勢同士のライバル対決。東福岡高(福岡1)GK青木琥汰郎(2年=春日イーグルス出身)が恩師のメッセージに応えるパフォーマンスで、大津高(熊本1)戦勝利へ導いた。
風下の前半、相手にシュートを打たれるシーンが徐々に増加。だが、青木は前半22分に枠を捉えてきたドリブルシュートを好反応で弾き出す。直後には目前のDFに当たってコースの変わったシュートを再びセーブ。「今日は自分、何か動けてるなとか、調子いい日だなって」感じたという守護神は、強風の中で安定したプレーを続け、PK戦でヒーローになった。
味方が後半終了間際の同点弾で追いついて迎えたPK戦。大津GK村上葵(2年)に先に止められたが、直後の4人目、青木が右への跳躍で止め返す。東福岡は決めれば勝利の7人目のシュートを大津GK村上葵に止められてしまい、8人目へ。だが、ここで青木が左への跳躍から足で止めると、最後はMF宇都宮夢人(2年)が決めて東福岡が勝利した。
青木は「(8人目は)絶対自分がここ止めて、次のキッカーにも楽になってもらおうっていう風に思ってたんで、そこをしっかり止めれたんで良かったです。(PK戦は)先に大津高校さんに止められてちょっと焦りはあったんですけど、しっかり集中切らさず、平岡(道浩)先生とか、(GKコーチの)神山(竜一)さんから、ずっと『最後まで我慢して動け』っていう風には言われてたんで、そこを意識して、しっかり我慢して止めることができたんで良かったと思います」と微笑んだ。
九州のライバルであり、プレミアリーグWESTのライバルでもある大津戦。青木はその相手に対して前半からファインセーブを見せ、PK戦でも躍動した。「神山さんから、『プレミアで次戦う時に、このGKと次戦うってなったら嫌だなっていう印象を持たせるぐらいのプレーをしよう』ていう風にアドバイスを頂いたので、そこをしっかり意識ししつつ、課題ももちろんあったんですけど、しっかりと、堂々と、プレーできたので良かったかなと思います」。相手に嫌なイメージを植え付けたと同時に、意識しているGKとの勝負で勝ったことを喜んだ。
大津のGK村上葵はU-17日本高校選抜候補の守護神。絶対に勝ちたい相手だったという。「そこはちょっと意識したっていうか、耳には入ってたんで。やっぱり自分の名を上げるためにも、絶対に負けられない相手だったと思うんで、しっかりPKで勝てて良かったです」。村上葵もビッグセーブを見せていたが、自身も負けずに活躍して白星を勝ち取った。
選手権では先輩GK後藤洸太(3年)の活躍もあって全国3位。昨年はGK陣の絆が強い代だったという。青木は優しい先輩たちからのアドバイスも受けながら成長。選手権時のPK練習では「結構、PK止めていたんです」と平岡監督は明かす。この日は先輩たちとの日常で培った力を発揮した。その青木は、周囲の声を見返したいという思いも持っている。
190cmで全国でもトップクラスの守護神だった後藤に対し、青木は登録身長181cm。「歴代のGKと比べて身長が低い方。正直、課題っていうか、“不安要素”って言われていて、やっぱその言葉聞いた時に、『絶対、もう見返してやる』っていうか、反骨心が出て、その気持ちを常に持ちながら練習に取り組んできました。今年も絶対去年みたいに、なんならもう去年を超えてやるぐらいの守備を自分が中心となって作っていきたいっていう風に思っていたので、今日、1つそういう試合がこの大津戦でできたっていうことは、自分にとっても、チームにとっても大きかった」。反骨心を持って自身を進化させてきた青木は続く佐賀東高(佐賀1)との準決勝も1-0で勝利。決勝も自分が中心になって勝利し、九州タイトルを勝ち取って“評価を覆す”。


PK戦4人目、ビッグセーブ




(取材・文 吉田太郎)



